事業所の特徴 | 知的授産施設としてS54年から活動を続けている。30年過ぎて31人定員のうち60歳以上の方が8人いる。施設内の高齢化が問題。 各圏域5か所に県の設置した「働き・暮らし応援センター」があり、機能している。 |
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事業所又は地域での取組の成功事例 | 「働き・暮らし応援センター」には法人理事が関与しており、高校在学中からの支援を行うほか、緊急のニーズに対応する支援も行っている。 相談は急増しているが、就労に結び付くケースも多い。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | 自立支援協議会の事例検討などで情報を入れているが、あまり機能していない。 甲賀地区では国のモデル的事業を行っている。 |
相談支援 | この地域では3障害別々に対応している。 交通手段がない。 「働き・暮らし応援センター」との連携がある。 |
誰が支援すべきか | 身近に気軽に相談できるところがあって次のステップにつなげていく場所(訓練以前の場)がほしい。草津にそういう場所があるが、遠いし、ニーズが多く使えない。 気軽に来ることができる場所があるとよい。 |
親亡き後に備えていること | 本人の高齢化が問題 → 病気で寝込んでしまうことが心配。 親子で住むことのできるところがあったらいい。 |
その他 | B型定員30人、登録31人。 |
事業所の特徴 | 親の会が「親亡き後」を思って設立。毎年養護学校を卒業してくる30人の受け皿。 地域内に福祉コロニー計画があったが、早朝の鐘つき、窃盗などの犯罪が発生し地域からの反発があって中止。 |
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事業所又は地域での取組の成功事例 | 地元商工会と連携して、梨を使ったドレッシング「ナチャップ」や「焼き肉のたれ」などの商品開発を行っている。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | 医師不足など医療の問題がある。来所してくれないと手が出せない。 自立支援協議会の歴史が浅いため機能していない。 ひかり福祉会がカバーしている。 |
相談支援 | 本人の質を高めることが重要。金銭、性、などは未熟。 相談機関が幼児期、学齢期、内容などでバラバラ。統一された情報がない。 サービス管理責任者の役割として求められる。支援+記録。 |
誰が支援すべきか | 行政が管理、システムは民間へ移譲。責任と報酬。部門を細分化。 就労には、ジョブコーチ+就労支援+特例子会社給付金+トライアル等の手厚い補助があるのに、GHに入る場合はキーパーの人件費(安い!)しか保証されていないのは問題だ。 |
親亡き後に備えていること | 親が亡くなったからと言って本人が急激に変われるわけではない。親と一緒にその方法を探って行きたい。 |
その他 | 乾燥タケノコの商品化。 |
事業所の特徴 | 32年前に知的障害者の作業所として開設。身体のニーズもあって誰でも受け入れている。 パンと焼き菓子の製造販売。工賃は30000円~40000円。 |
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事業所又は地域での取組の成功事例 | 「ひかり園横山祭り」では地元の自治会長が委員となって、毎年800~1000人規模で行なわれ、地域に密着している。体験学習も取り入れ、ボランティアが育ち、福祉の道に進む方もいる。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | 法人内の精神専門の相談支援があり、そこからの情報がある。 これまでは知的と身体が主な支援対象だったので、発達障害の支援には慣れていない。が、ニーズは増えてきている。 |
相談支援 | 障害者支援センター「そら」が対応。 |
誰が支援すべきか | 行政の対応があれば支援できるのに動いてくれない。 家族も同じ視線で支援していかなければならない(受容ができていない)。 20代の無年金者が2人いる。今は親がいるがこれからの受け皿がない。 |
親亡き後に備えていること | 成年後見(2人利用)。権利擁護(7人申請)。すでに親のいない方が全体の1/5。 最高齢の利用者は72歳。 親子で入ることのできるGH。 食事を提供できるGH。 |
その他 | 職員の人材確保が難しくなってきている。給与の保障。 ひとりで抱え込む親の存在。 |
事業所の特徴 | 長浜商工会会頭が障害者雇用を見据えロータリークラブやJCに働きかけて設立。 営利目的では雇用のニーズに応えるとは出来ないと判断し自立支援法を選択。 県の教育委員長も関与。 |
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事業所又は地域での取組の成功事例 | 関係者からは「特別の支援はしないので自分たちでやっていけ」と一切の差別(金額や量)なしに支援してくれている。まだ2年目で成果は出ていない。 逆に、仕事がきつい、派遣で働いていたのになんでこんなに低賃金なのか、と7人が辞めて行った。 狭間にいる人たちの支援が難しい。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | ハローワークで障害者の求職を登録している。短期の就労は断っている。 普通高校 → 就職 → 失敗 → 来所 というパターン。 |
相談支援 | 湖北の相談支援センター「ほっとステーション」(県、「働き・暮らし応援センター」)が交通整理している。 はじめは3障害別々だったが、最近は一緒になってきている。 |
誰が支援すべきか | 行政がパターン化するべき。できる人ができることをすればいい。ここでは就労以外に手を出すつもりは全くない。自分の役割を果たすだけ。 生活介護なら誰でも受ける! |
親亡き後に備えていること | お金を貯めましょう。真の自立は自分のものを買ったとき。 給料=生活費、年金=貯え(逆でもいいが)になるのが理想。 |
その他 | いろいろな選択肢が必要なので、その可能性を広げていくことができたらいい。 A型定員17、登録20人。 |
事業所の特徴 | 知的の小規模通所授産施設が前身。 びわこ学園から出る洗濯物、クッキー作り(A)、陶芸・ストラップづくり(B)などの作業を行っている。 |
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事業所又は地域での取組の成功事例 | 陶芸と出会って引籠りから脱した例がある。 |
引籠り・うつ・精神疾患といわれる方たちの実態 | たまに見学の申し込みがある程度。 |
相談支援 | |
誰が支援すべきか | ケース会議などの記録を一元化。個別支援会議などをとおして集団で支える。 選択肢を増やす ← 働き・暮らし応援センター(県)の存在。有効。 |
親亡き後に備えていること | 日中活動と就労の場の分離。他の事業所や機関との連携。 |
その他 |