社会福祉法人 全国手話研修センター
理事長 安藤豊喜
我が国では聴覚障害者や視覚障害者が医師や看護師など医療職の資格を得ることが「絶対的欠格条項」として制限されていましたが、平成13 年の法改正を通じてこうした制限が廃止されました。その結果、障害のある学生にも医療系専門職に就く可能性が広がり、医療系大学等では聴覚障害学生への専門教育の実施が求められる状況となっています。
一方、医療系大学等の教育は講義室を中心とした座学だけでなく、臨床実習を含む実地教育や小人数によるグループディスカッションによる教育などで構成されているため、聴覚障害学生の修学に際して新たな教育手法や支援方法の開発が必要となっています。
そこで、聴覚障害学生の就学を経験した医療系大学等の教育方法や学生支援内容について学ぶとともに、今後の修学に生かすことを目的に、厚生労働省の助成を受けて、「医療系大学等における聴覚障害学生の在籍についての調査」研究を実施することといたしました。
本調査の趣旨をご理解いただき、10月に実施しました貴校における聴覚障害学生の在籍についてのアンケート調査にご協力いただき、誠にありがとうござました。
現在聴覚障害学生が在籍している、もしくは過去に聴覚障害学生が在籍していたと御回答いただきました貴校様に、これまでなされてきた教育手法や支援方法について貴校における聴覚障害学生のサポート体制についてのアンケート調査へのご協力をお願いいたします。
ご多忙なところ恐縮ですが、何卒ご協力くださりますようお願いいたします。
尚、本調査結果は統計的に分析しますので、個々の学校名を公表することはありません。回収した調査票は(福)全国手話研修センターが管理し、匿名化したデータ入力後はシュレッダー廃棄いたします。
回答者のお名前をいただくのは、回答していただいた内容について当方からお問い合わせをさせていただく場合に備えて、念のためです。ご了解ください
社会福祉法人全国手話研修センター 担当:小出・小縣(オガタ)
TEL:075-873-2646
FAX:075-873-2647
調査票
この調査では、聴覚障害学生を以下の項目に一つでも該当する学生と定義しています。
聴覚障害学生の在籍調査(第一次調査)でご回答いただいた内容です。
1 貴校には、現在、聴覚障害学生が在籍していますか。
1)いない 2)いる(人数 人) 3)不明
2 貴校では、過去、聴覚障害学生が在籍したことがありますか。
1)在籍したことはない 2)在籍したことがある 3)不明
2-1 過去に在籍した場合,その学生の入学年はいつですか。
1)2000年以前 2)2001年以降
| 1、専攻分野 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 医学部 | |||
| 薬学部(6年制) | |||
| 薬学部(4年制) | |||
| 獣医学部 | |||
| 看護学 | |||
| その他 |
| 2、在籍学年 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 1年次 | |||
| 2年次 | |||
| 3年次 | |||
| 4年次 | |||
| 5年次 | |||
| 6年次 | |||
| 既に卒業している |
| 3、聴覚障害の程度 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 音声は全く聞き取れない | |||
| 大きな音は聞こえる | |||
| 音声の一部は聞き取れる | |||
| 音声のほとんどは聞き取れる | |||
| 不明 |
| 4、補聴器の使用 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 使用している | |||
| 使用していない | |||
| 不明 |
| 5、人工内耳装用 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 装用している | |||
| 装用していない | |||
| 不明 |
| 6、身体障害者手帳の有無 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 手帳が有る | |||
| ※手帳が有る場合は等級をご記入ください。 | |||
| 手帳を取得していない | |||
| 不明 |
| 7、発音の明瞭度 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 健聴者と変わらない | |||
| やや不明瞭 | |||
| 不明瞭(発音なし含む) | |||
| 不明 |
| 8、音声の聞き取り状況 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 問題ない | |||
| 1対1で話すには、聞き取れているようだ | |||
| 聞き取れていないようだ | |||
| 不明 |
| 9、手話の使用 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 手話を使っているようだ | |||
| 手話を知らないようだ | |||
| 不明 |
| 1、当該学生からの支援依頼 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 申し出があった | |||
| 申し出はない |
| 2、両親からの支援依頼 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 申し出があった | |||
| 申し出はない |
| 1、教養課程 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 手話通訳 | |||
| ノートテイク | |||
| パソコン通訳 | |||
| チューター | |||
| なし | |||
| その他 | |||
| ※その他の場合は方法をご記入ください。 | |||
| 2、専門課程 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 手話通訳 | |||
| ノートテイク | |||
| パソコン通訳 | |||
| チューター | |||
| なし | |||
| その他 | |||
| ※その他の場合は方法をご記入ください。 | |||
| 1、基礎課程 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 手話通訳 | |||
| ノートテイク | |||
| パソコン通訳 | |||
| チューター | |||
| なし | |||
| その他 | |||
| ※その他の場合は方法をご記入ください。 | |||
| 2、臨床課程 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 手話通訳 | |||
| ノートテイク | |||
| パソコン通訳 | |||
| チューター | |||
| なし | |||
| その他 | |||
| ※その他の場合は方法をご記入ください。 | |||
| 1、国家試験の受験 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 特別受験もしくは特別配慮を求める(求めた) | |||
| 一般受験 | |||
| 今後、受験予定だが、具体的なことは未定 | |||
| 不明 |
| 2、学内における支援組織の有無 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 支援組織あり | |||
| 支援組織なし | |||
| 不明 |
| 3、聴覚障害理解や支援をテーマとした教職員研修の実施 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 研修を実施した | |||
| 研修は実施していない | |||
| 不明 |
| 4、学生が相談できる担当教員の指定 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 担当教員あり | |||
| 担当教員なし | |||
| 不明 |
| 5、学友からの支援 | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| ノートを貸す | |||
| チューター | |||
| なし | |||
| その他 | |||
| ※その他の場合は具体的な方法をご記入ください。 | |||
| 6、特に配慮はしていない | 学生A | 学生B | 学生C |
|---|---|---|---|
| 学生自身の努力に任せている |
| 学生A | 学生B | 学生C | |
|---|---|---|---|
| 卒業 | |||
| 留年して卒業 | |||
| 留年中 | |||
| 退学 | |||
| 順調 | |||
| 留年したが今は順調 | |||
| その他 |
| 学生A | 学生B | 学生C | |
|---|---|---|---|
| 困難なし | |||
| やや困難 | |||
| 困難 | |||
| 多いに困難 | |||
| その他 |
※どのような点が困難であったか具体的にお教えください。
| 学生A | 学生B | 学生C | |
|---|---|---|---|
| 必要であった | |||
| 必要ではなかった | |||
| 実際に利用した | |||
| その他 |
※どのような点でそう思われたか具体的にお教えください。
ありがとうございました。
同封の返信用封筒で、2月18日(火)までにご返送ください。