参考9 登録者実施要綱

登録者の確認事項

墨字情報提供サービスを提供する方は、実施要綱及びこの確認事項をよくお読みの上、お申し込みくださるようお願いいたします。

1.事業の主旨

この事業は、視覚障害者の希望に応じて墨字情報の提供をし、視覚障害者の社会参加および墨字情報障害の軽減することを目的とします。

2.登録者

この事業は、厚生労働省が採択した平成20年度障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援調査研究プロジェクト)(以下「プロジェクト」という。)に協力し、アソシアに登録した者によって行う。

3.利用者

この事業を利用できる方は、登録者を希望する視覚障害者で身体障害者手帳の交付を受けている方です。

4.活動の範囲

活動の範囲は、次のとおりとします。

(ア) 目的は問わないが、営利を伴わないもの。

(イ) 自宅あるいは外出時における支援とする。

(ウ) 墨字情報提供は原則として、一人の利用者を一人の登録者が支援する。

(エ) 登録者に際しては公共交通機関を利用することを原則とする。

(オ) 行き先は問わないが、常識的に考え登録者の活動を逸脱しない範囲とする。

(カ) 登録者によって移動支援中における墨字情報提供を受けることができるが、その際移動支援サービスの内容を優先とする。

5.利用時間の計算

(ア) 30分単位として算定する。

(イ) 一時間当たり800円を支給する。

6.支援に関する交通費等の実費の負担は次のとおりとする。

(ア) 交通費 墨字情報提供の際にかかる交通費及び、待ち合わせ場所および終了場所と登録者の自宅との移動にかかる交通費はアソシアが負担する。

(イ) 飲食代 登録者が食事時間にかかるときの飲食代は、利用者・登録者それぞれが支払う。

(ウ) 入館料等 入館料等(ただし映画やコンサートなどは除く)を必要とする場合はアソシアが支払う。

(エ) 活動時の交通費等は支援者が負担し、書類提出後アソシアが負担する。

(オ) 電話代 利用者への連絡でかかる費用は活動費に含む

(カ) 交通費等の実費を除き、謝礼に類する金品は一切受け取らない。

7.その他

(ア) 登録者は、「墨字情報提供利用者カード」を入手したらできるだけ早く利用者本人に電話連絡をし、打ち合わせの上登録者計画を作成する。また、実施日の前日に確認の電話連絡をする。雨天中止の場合は当日の朝に確認の電話をする。

(イ) 登録者が不可能になったときは、直ちに事務局へ連絡する。

(ウ) 待ち合わせ時刻に遅れる場合や待ち合わせがうまくいかない場合、あるいは対処できないトラブルが起こった場合は応急処置をした後、至急事務局へ連絡する。

※ 上記イ.ウ.の連絡が事務局開設時間外(夜間や早朝、日曜・祝日など)の場合は、事務局の電話を生活情報センターの特定の職員の電話に転送して受け付けます。したがって、事務局への連絡は、時間に関係なく「058-263-1310」へ電話して下さい。

(エ) 登録者は規定の証明書を携帯し、必要に応じて提示する。

(オ) 外出時における墨字情報提供中は、利用者に白杖を伸ばして携帯してもらう。

(カ) 利用者から直接依頼を受けない。(事務局へ申し込んでもらうように勧める)

(キ) 終了した時点で、実施時間を事務局へ電話で必ず報告する。

(ク) 何かトラブルが起こったり、利用内容に変更があったり、登録者に関しての要望や意見・提案があるときは、「活動報告実績書」に記入して、事務局へ返送する。

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