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まとめ

  • 地域の福祉力は、単純に「担い手」としての住民が活動へと参加することや計画策定へと参加することで自然と高まるわけではない。
  • 「共感しあえる地域の力」であり、「当事者同士の情報」を共有できる「場」の存在、それによって生み出される地域の多様性・異質性を受け入れることのできる力、といえまいか。

→こうした力は、自然と発生する場合もあるが、「しかけ」や「関わり」、「演出」する専門職の力が必要=コミュニティワーカー(仕掛人)の役割。


  • 「自分の内面的な偏見や人間観を自己批判することなしに、あるいは内面的文化を問うことなしに、単なる同情心をよりどころにした外面的福祉であったらならば、それは実現すればするほど福祉サービス対象者を一般社会から阻害する結果となる」(岡村重夫)

→真の地域の福祉力と地域力を高めていくために、重要な指摘として受け止めなくてはならないのでは。