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開会あいさつ

司会●これより研究会を始めさせていただきます。まず、最初に開会の挨拶です。聖徳大学短期大学部、蓑輪先生よりお願いいたします。

蓑輪●皆さまこんにちは。聖徳短大の蓑輪と申します。今日はお忙しい中、わざわざ松戸までおいでいただきまして本当にありがとうございます。今日はいろいろな方がご参加くださっておりますが、研究成果報告会ということで、「精神障害者の自立支援と住居確保」というテーマで開催させていただきます。

お手元に、研究成果報告会「精神障害者の自立支援と住居確保」という1枚の紙がございますけれども、こちらに今日の趣旨とプログラムが書いてございます。まず初めにシンポジウムIにおきまして、平成18年から20年にかけて厚生労働科学研究費補助金をいただいて行った研究の報告をさせていただきます。

この研究は国立精神・神経研究センター精神保健研究所の竹島正先生を代表者として、また、東京大学の宮田先生という医療分野の方の先生と私とが分担研究者として進めてまいりました。その際、とても多くの方に研究協力者ということで大変お世話になりましたが、今日は研究のまとめとして作成した「手引き」にご協力をいただいた、松戸市地域自立支援協議会退院促進作業部会の皆様、それから松戸市の精神障害の自助グループの方に、その内容についてご報告をお願いしております。

それから次に、今日はまだご到着でないのですが、とてもお忙しい中、制度の動向などをお話しいただくということで、厚生労働省の吉田先生に後ほどお話をいただくことになっています。

それから、シンポジウムIIにおきましては、先駆的に居住支援を行っていらっしゃる取り組みについてお話を伺います。

退院促進の取り組みにより多くの精神障害の方々がこれから地域に出てみえるわけですが、今日の報告を通じて、地域で安心して住まいを確保して生活をしていくために、医療・福祉・建築・地域の皆様がどんなふうに連携をしていけばいいかということで議論を深めてまいりたいと思います。非常に盛りだくさんの内容となりますけれども、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

それから今日のシンポジウムは、財団法人日本障害者リハビリテーション協会の研究発表会助成をいただいております。日本障害者リハビリテーション協会の栗山様にもお越しいただいています。松戸市の地域自立支援協議会退院促進作業部会の皆様にも共催ということで大変お世話になっておりまして、今日もおみえになっていますけれども、よろしくお願いいたします。

それでは盛りだくさんの内容ですので、早速プログラムに入っていきたいと思います。資料が非常にたくさんございまして、引き続き資料の方だけ私の方からご説明をさせていただきます。まず研究報告会のプログラムが書いてありますA4、1枚の「次第」の紙がございます。それから「手引き」がございます。もしない場合には受付に担当の者がおりますので後でお申し出ください。それから、「シンポジウムI」として、まとめて綴じてあるのは、シンポジウムIのパネリストの先生方の資料になります。それから「シンポジウムII」の資料があります。シンポジウムIIの追加の資料として、ふるさとの会の滝脇先生にいただいたふるさとの会の会報があります。それから厚生労働省の資料があります。それから今回、福祉のまちづくり学会の方にご連絡させていただいた関係で、福祉のまちづくり学会のリーフレットがあります。何かございましたらお手を挙げていただければ、係の者がまいります。

それでは早速始めたいと思います。今日はどうぞよろしくお願いいたします。