第2部 シンポジウム 笠原 千絵 スライド33
まとめ
〇各地域の「自立支援協議会」の協議内容と機能の実態把握
【協議内容】
・地域の現状、困難事例に関する情報交換や情報共有が中心
・評価に関すること(審査会のチェック、重度包括支援事業の評価)、より高度な専門性に関すること(人材育成、「居住サポート事業」「あんしん賃貸支援事業との連携)までは協議されていない
【機能】
・「協議」していることは「機能」として現れている
・「協議」している上位にあがらない項目の「機能」に、「専門部会」の設置が影響を与える可能性がある
〇ライフステージを包括した障害者の支援システムのあり方の検討
・ライフステージの包括を意識した項目はあまり協議されていない
・「専門部会」をおくことで、ライフステージの包括を意識した支援につながる可能性が示唆される