国際シンボルマーク使用指針
(財)日本障害者リハビリテーション協会
項目 | 内容 |
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発行年月 | 1993年10月 |
備考 | 国際シンボルマーク(International Symbol of Access)は、障害をもつ人々にも住みやすいまちづくりを推進するため、 国際リハビリテーション協会(RI)により1969年に採択された。 |
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発刊にあたって
国際シンボルマーク(International Symbol of Access)は、障害をもつ人々にも住みやすいまちづくりを推進するため、国際リハビリテーション協会(RI)により1969年に採択されました。以来シンボ ルマークとその正しい使用法を普及させるため、RIを中心とした国 際的な取り組みが続けられています。
日本においては、特に1981年の国際障害者年を契機に障害者間題への関心が高まり、このマークも広く使用されるようになりました。国 際シンボルマークが多くの人々に知られるようになったことは喜ばし いかぎりですが、反面、シンボルマークの主旨が誤解され、誤った使 われ方が増えていることも事実です。誤った使われ方をすることで、 このマークがかえって人々に混乱を与えてしまう場合すら出てきてい ます。
このような状況をふまえ、当協会では1989年に「国際シンボルマー ク検討委員会」を設置し、国内におけるシンボルマークの使用状況の 調査(1990年)や、シンボルマーク使用のための「ガイドライン」の 作成・配布(1991年)などを行ってきました。
このたび発刊いたしました本冊子は、最小限の使用指針を示すもの であった「ガイドライン」の内容をさらに充実させ、国際シンボルマ ークの主旨と使用方法について、より詳しく述べたものです。当協会 では、本冊子によってシンボルマークに対する一般の理解が深められ、 このマークがすべての人々に住みやすい社会の実現に役立つよう今後 も活動を続けていく所存です。シンボルマークを使用する一人ひとり のご理解とご協力をお願い申しあげます。
1993年10月
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
2.国際シンボルマーク関連資料へ
- 国際シンボルマークの現状と課題
- 「Guidance on the use of USA」(ISA使用に関するICTAのガイダンス)(英語)
- 障害者の環境改善のためのガイドライン <英語版原文>
- 国際シンボルマークの使用に関する新決議 <英語原文>
- 国際シンボルマークの使用に関する旧決議 <英語原文>
主題 : 国際シンボルマーク使用指針
発行 : 財団法人日本障害者リハビリテーション協会
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