[厚労省]令和4年国民生活基礎調査の概況を公表

令和5(2023)年7月4日、厚生労働省は、「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」を公表しました。

同調査では、「III 世帯員の健康状況」の「日常生活における機能制限の状況」の調査項目において、 ワシントングループの「短い質問群」が使用されています。ワシントングループの指標は障害発生率を国際比較できる指標として開発され、世界的に利用されています。

日常生活における機能制限の調査結果は、つぎのようになっています。

苦労なし多少苦労とても苦労全く出来ない不詳
視覚64.329.32.81.32.3
聴覚85.85.11.61.95.6
歩行74.716.24.82.12.2
認知71.721.52.61.72.5
セルフケア87.76.41.52.02.3
コミュニケーション85.78.51.71.82.3

それぞれの機能障害の設問は、次の通りです。

  • 視覚:眼鏡を使用しても、見えにくいといった苦労はありますか。
  • 聴覚:補聴器を使用しても、聴き取りにくいといった苦労はありますか。
  • 歩行:歩いたり階段を上るのが難しいといった苦労はありますか。
  • 認知:思い出したり集中したりするのが難しいといった苦労はありますか。
  • セルフケア:身体を洗ったり衣服を着るような身の回りのことをするのが難しいといった苦労はありますか。

コミュニケーション:通常の言語をつかってのコミュニケーション(たとえば、人の話を理解したり、人に話を理解させることなど)が難しいといった苦労はありますか。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/index.html

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