2023年7月5日、各鉄道会社は、切符販売窓口を廃止することを含む鉄道網全体の顧客サービスの最新化計画について乗客からの意見募集を開始しました。
鉄道会社団体(Rail Delivery Group (RDG))によれば、スマートホンの普及により、切符をオンラインで購入する乗客が増え、窓口で切符を購入する乗客の割合は、現在全体の12%になっており、そのうちの99%は自動販売機またはオンラインでの利用が可能であったため、各鉄道会社は、切符売り場を閉鎖し、そのスタッフを駅のプラットホーム、コンコースに配置し、切符販売を含む多機能な顧客サポートを対面で行う提案をしているとのことです。
このスタッフは、アクセシビリティのニーズがある人をサポートするだけでなく、チケット購入の相談に乗ったり、旅の計画についてアドバイスします。
英国全土では、切符売り場のない駅はすでに43%に達しており、切符売り場がある場合でも、コーヒーショップ、カフェと兼ねていたりするケースも多いとのことで、このシステムをさらに拡張するとのことです。
ただし、混雑する駅や乗換駅では切符売り場は引き続き営業するとのことです。
さらに、鉄道会社は、次のことを約束しています。
この改革案についての意見は募集は、9月1日が締め切りとなっています。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://media.raildeliverygroup.com/news/proposals-to-update-the-railway-for-how-passengers-use-it-today