[米国]C5+1首脳共同声明で障害者の権利を取り上げ

2023年9月19日にニューヨークで「C5+1」の首脳会議が開催され、その共同声明(ニューヨーク宣言)において、障害者の権利を含む人権保護が取り上げられました。

「C5+1」は、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの中央アジア5カ国の外相と米国国務長官の間で2015年から毎年開催されている外交サミットで、米国と中央アジア5カ国との関係を改善・強化する目的をもっています。

今回の大統領サミットは、ニューヨークで開催されていた第78回国連総会中に開催されたもので、大統領が集まるのは史上初とのことです。

バイデン大統領は、今回の「C5+1」大統領サミットの成果として次の4つを上げています。

  1. 中央アジアの安全保障のための基金の増額など、対テロのための協力を強化したこと。
  2. 民間部門の協力のためのプラットフォームの構築など地域の経済の結びつきを強化したこと。
  3. エネルギーの安定供給のためのために鉱物資源について議論したこと。
  4. 障害者の権利について新しい構想を立ち上げたこと。

この新しい構想については、共同宣言ではなにも触れられていませんが、何か議論されたようです。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
共同声明:https://kz.usembassy.gov/c51-leaders-joint-statement/
バイデン大統領のスピーチ:https://www.youtube.com/watch?v=aqZhZdwOpXs

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