令和5(2023)年10月4日、第76回障害者政策委員会が開催されました。障害者政策委員会は、障害者基本法第32条~35条に規定されており、障害者基本計画に意見を述べるほか、障害者基本計画に関する調査や実施状況を監視し、必要があると認めるときは、内閣総理大臣又は内閣総理大臣を通じて関係各大臣に勧告すること等を行います。また、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」(平成25年法律第65号)に定められた「障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針」案に意見を述べることなども行います。
今回の委員会は、第6期委員会で、委員30名、専門委員3名で構成されています。任期は、2年で、令和5年1月18日に発足した後の最初の委員会ですので、今回の委員会では、新しい委員長が選出されました。その後、障害者基本計画(第4次)の実施状況について、内閣府、金融庁、消費者庁、復興庁、法務省、外務省、農林水産省、環境省から報告があり、それについて議論が行われました。
新委員長は、委員の互選により熊谷晋一郎(くまがや しんいちろう)東京大学先端科学技術研究センター准教授が選出されました。また、委員長代理は委員長の指名で弁護士の加野理代(かの りよ)氏になりました。
次回の委員会では残りの省庁による報告がなさます。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/seisaku_iinkai/index.html