2023年10月26日、アマンダ・リッシュワース社会福祉大臣は、アデレードで開催されたイベントで、「myWAYエンプロイアビリティ(myWAY Employability )」というウェブアプリを更新したことを発表しました。
このウェブアプリは、自閉症の人々の強みや職場でのニーズを伝えたり、雇用主やサービスプロバイダーとうまく関わることを支援したりすることで、雇用を支援します。オーストラリア政府が運営しています。すでに4,500人以上の登録ユーザーが個別就労計画を作成し、就労支援チームの支援を受けています。
今回リリースされた強化バージョンでは、職業選択と支援チーム探索がさらに簡単になったとのことです。
アマンダ・リッシュワース社会福祉大臣は、「オーストラリアの自閉症の人々は、障害のない人よりも失業する可能性が約7倍高く、これらの人々の支援において、就労への道筋を改善することが重要である。このウェブアプリは、学校から就職や訓練に移行する若者や、自分の強みを理解し、目標を設定し、夢を実現しようとしているあらゆる年齢のニューロダイバージェントの人々にとって、すでに価値があり、成功しているツールです。」と述べました。
また、政府は、「myWAYエンプロイアビリティ」に加えて、新しいSelf-Advocacy @ Workというオンライン・リソース・パッケージを11月から提供するとのことです。このサイトには、自閉症の個人が職場で自分自身をよりよく擁護できる力を獲得できるように設計された一連のアクセス可能なマルチメディアツールとリソースが含まれています。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.autismcrc.com.au/news/latest-news/minister-launches-myway-employability