[英国]障害者の雇用主等のための新しいガイドブック

2024年5月28日、労働年金省は、職場で障害者や慢性病のある人の採用、就労継続、昇進を推進する管理者のためのガイドブックを更新しました。

労働年金局では、雇用主等を対象とした「障害に自信をもつ(Disability Confident scheme)」という事業を実施しています。この事業は、雇用主や管理者に障がい者雇用に自信を持ってもらうことで、障害者雇用を進めようとする事業です。雇用主や管理者には、障害のある人にどのように接してよいかわからないなどの人々が多くいるために、そのような苦手意識を克服してもらうために障害や障害者についての知識を提供します。

この事業への参加は任意で、参加することを労働年金省に登録するだけです。

このガイドブックは、労働年金省が専門職団体のChartered Institute of Personnel and Development(CIPD)と協力して作成しました。

ガイドブックのタイトルは、「障害者の採用、管理、育成:管理者のための実践ガイド(Recruiting, managing and developing disabled people: a practical guide for managers)」で、目次はつぎのようになっています。

導入
なぜそれがビジネス上の理にかなっているのか
マネージャーの役割
法的責任と定義
言語と行動
合理的調整
人材募集
新入社員の歓迎
情報開示と機密保持
キャリアアップ
病気による欠勤
職場における特定の障害および長期疾病への支援
就労継続
退職

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.gov.uk/government/publications/disability-confident-and-cipd-guide-for-line-managers-on-employing-people-with-a-disability-or-health-condition#full-publication-update-historyr

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