令和6(2024)年6月28日、厚生労働省は、令和5年度の「ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などの取りまとめ」を公表しました。
取りまとめのポイントは次のとおりです。
■新規求職申込件数・就職件数 新規求職申込件数は249,490件(対前年度比6.9%増)、就職件数は110,756件(対前年度比8.0%増)となり、就職件数が過去最高だった令和元年度実績(103,163 件)を上回った。 ■就職率(就職件数/新規求職申込件数) 就職率は44.4%で、対前年度差0.5ポイント増となった。 就職件数(件)対前年度差(比)就職率(%)(対前年度差) 身体障害者 22,912 998件増(4.6%増)38.7(1.0ポイント増) 知的障害者 22,201 1,628件増(7.9%増)59.2(1.4ポイント増) 精神障害者 60,598 6,524件増(12.1%増)43.9(0.1ポイント増) その他の障害者(※) 5,045931件減(15.6%減)34.0(3.0ポイント減) 合計 110,756 8,219件増(8.0%増)44.4(0.5ポイント増) ※「その他の障害者」とは、身体障害者・知的障害者・精神障害者以外の障害者をいい、具体的には、障害者手帳を所持しない発達障害者、難病疾患、高次脳機能障害者など。 ■就職件数の増加要因 前年度に引き続き新規求職申込件数が増加するとともに、法定雇用率の引上げ等を見据えて障害者雇用に取り組む企業が増えたこと等により、求人数が増加したことが影響しているものと考えられる。 ■解雇者数(ハローワークに届出のあったもの) ハローワークに届出のあった障害者の解雇者数は2,407人であった。(前年度1,605人) |
詳しくは次のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40951.html