令和6(2024)年6月21日、内閣府は、令和6年版障害者白書を公表しました。
障害者白書は、障害者基本法(昭和45年法律第84号)第13条に基づき、平成6年から政府が毎年国会に提出している「障害者のために講じた施策の概況に関する報告書」です。今回は30回目になります。
今回の障害者白書のポイントは次のとおりです。
○事業者による合理的配慮の提供の義務化等を含む「改正障害者差別解消法」の施行に向け、法や改定された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針」を分かりやすく解説し、施行に向けた政府の施策を掲載。併せて、2023年度からの5年間を対象とした「障害者基本計画(第5次)」における各分野の障害者施策を掲載
○教育、雇用、生活、まちづくり、情報アクセシビリティ・コミュニケーションなど、官民の取組、具体事例を30項目のトピックスで紹介
また、目次はつぎのようになっています。
第1章 障害の有無により分け隔てられることのない共生社会の実現に向けた取組 第1節 改正障害者差別解消法の施行に向けて 第2節 障害者の自立及び社会参加の支援等のための施策の総合的かつ計画的な推進 第2章 障害のある人に対する理解を深めるための基盤づくり 広報・啓発等の推進 第3章 社会参加へ向けた自立の基盤づくり 第1節 障害のある子供の教育・育成に関する施策 第2節 雇用・就労の促進施策 第4章 日々の暮らしの基盤づくり 第1節 生活安定のための施策 第2節 保健・医療施策 第5章 住みよい環境の基盤づくり 第1節 障害のある人の住みよいまちづくりと安全・安心のための施策 第2節 障害のある人の情報アクセシビリティを向上するための施策 第6章 国際的な取組 我が国の国際的地位にふさわしい国際協力に関する施策 |
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/index-w.html