[UN]田門浩氏が障害者権利委員会委員に当選

2024年6月12日(現地時間11日)、第17回障害者権利条約締約国会合がニューヨークの国連本部で開催され、障害者権利委員会委員選挙において、日本から立候補した田門浩(たもん・ひろし)氏が当選しました。

障害者権利委員会は、障害者権利条約第34条に基づく委員会で、締約国報告書の検討等を行います。18名の委員(任期4年)からなり、2年おきに半数が改選されます。

田門氏は、自身も聴覚障害者として、国内外における障害者の権利保護・促進について広く活動を行うとともに、25年以上にわたり、弁護士として障害のある方を含む弱い立場にある方達の権利の保護・促進に尽力されてきました。

2020年に石川准元委員が委員を辞職された後、日本国政府として選挙運動を展開してきました。我が国から障害者権利委員会に委員を輩出するのは、石川元委員に次いで2人目となります。

今回の選挙において選出された9名の委員の国籍等は以下のとおり(有効投票数186票)です。

当選: 日本(157票)、ドミニカ共和国(149票)、モンゴル (145票)、ウルグアイ(143票)、ブラジル(140票)、ナイジェリア(138票)、モロッコ(137票)、ジャマイカ(135票)、EU統一候補(115票)

落選: マラウイ(107票)、イスラエル(103票)、ジョージア (69票)、北マケドニア(28票)

今回当選した委員の任期は、2025年(令和7年)1月から2028年(令和10年)12月)までです。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_00778.html

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