2024年10月14日から16日まで、イタリアのソルファニャーノでG7「包摂と障害に関する担当大臣会合」が開催されました。
2024年6月13日から15日にイタリアのプーリア州ファザーノ市のボルゴ・エグナツィアで開催された第50回G7プーリア・サミットにおいて採択された首脳コミュニケにおいて、包摂と障害に関するG7閣僚会合を開催し、普遍的なアクセス及びアクセシビリティ、自立した生活、包摂的な雇用、サービスの利用可能性、緊急的予防及び管理等に関する行動を明確にする「ソルファニャーノ憲章」を立ち上げることが指示されました。
今回の障害担当大臣会議はそれに対応して開催されました。本テーマでの開催は、G7の枠組みで初めてとなります。
日本からは、三原じゅん子内閣府特命担当大臣(共生・共助担当)が出席しました。また、本会合に先立ち、有識者や障害当事者が広く参画する形で6つのパネルディスカッションが行われ、石川准元国連障害者権利委員会副委員長、田中伸明日本障害フォーラム(JDF)政策委員会委員長(社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合)、南由美子日本障害フォーラム(JDF)政策委員会委員(一般社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会)が参加されました。
本会合では、閣僚による議論を経て、最終日には成果文書として「ソルファニャーノ憲章」が採択されました。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
G7包摂と障害に関する担当大臣会合:
https://www8.cao.go.jp/shougai/g7/k_1/index.html
G7プーリア・サミット:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/pageit_000001_00752.html