図2 愛知県における医療的ケア児への支援

図2 愛知県における医療的ケア児への支援

市町村診療情報の共有 関係者間の連携
各専門職の支援
協議の場の設置(54市町村)、コーディネーターの配置(53市町村266人)【2022年5月時点】在宅療養の推進
医療的ケア児の実態把握医療的ケア児からの相談に係る一元的な窓口保健、子育て、福祉、教育等各窓口の連携訪問看護ステーション予防・未病←→医療的ケア児
家族
(18歳未満:約1400人)
←→かかりつけ医
学校・保育所等学び・成長
(看護師等の配置)
 医療情報の共有
 相談相談支援事業所←→
在宅への移行支援
基幹病院
医療的ケア児等コーディネーター
保健、医療、福祉、子育て、教育等必要なサービスを総合的に調整し、医療的ケア児とその家族にサービスを紹介するとともに関係機関につなぐ支援者
←→障害児通所支援、居宅介護事業所←→
介護による生活支援
ポリファーマシー服薬管理

相談・助言
 行政←→←→
口腔ケア
歯科医師
 どこに相談したらいいかわからない場合、支援センターが直接対応して地域に引き継ぐ。 
アドバイザー(圏域)
コーディネーターや市町村への支援・助言を行う
 電子@連絡帳「このはネット」による情報共有
医療的ケア児やその家族を中心として、行政、医療機関、訪問看護ステーション、障害児通所支援事業所、教育機関といった関係機関を電子ネットワークで結び、医療的ケア児の医療・福祉等の情報を共有することにより、質の高い医療と療育環境を提供する。(介護保険で県内48市町村加入)

困難事例の相談・助言

このはネットを活用し、関係者間の連携を支え、情報を集約する。
医療的ケア児支援センター
●電子@連絡帳「このはネット」を活用した、医療的ケア児の地域包括ケアシステムの構築
●地域において、医療的ケア児への支援がより充実したものになるよう、専門的・広域的な立場からの支援
●ライフステージ、障害の状況変化に応じた、継続的かつきめ細かな支援ができる人材の育成
基幹支援センター(愛知県医療療育総合センター)
〇専門相談:地域支援センターにおいて対応困難な高度な専門性が必要とされる相談への対応及び地域への引き継ぎ
〇地域支援:(研修)全県を対象とした看護師・保育士等専門職の養成・質向上のための研修等の実施
(情報発信)全県規模の医療的ケア児や関係機関の支援に役立つウェブサイトの作成・管理
地域の社会資源に関する情報収集及び関係機関への情報発信
〇関係機関連携:地域支援センター、アドバイザーとの連携

※基幹支援センターは、一部地域の地域支援センターの機能を担う。
連携
役割分担
←→
地域支援センター(6か所:重症心身障害児者施設等)担当圏域を設定
〇専門相談:市町村内では対応困難な専門性が必要とされる相談への対応及び地域への引き継ぎどこに相談すればよいのかわからない地域の医療的ケア児家族からの相談への対応、保育所・障害福祉サービス事業所等支援者からの相談への対応
〇地域支援:(研修)事業所への訪問研修の実施(情報発信)事業所の情報収集等
〇関係機関:担当圏域内の関係機関の担当者による連絡会議の開催
連携 市町村の医療的ケア児の協議の場への参画等
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