図3 医療的ケア児支援スーパーバイザーモデル事業実施に向けた重層的な相談支援イメージ(案)

図3 医療的ケア児支援スーパーバイザーモデル事業実施に向けた重層的な相談支援イメージ(案)

目的

医療的グア児への支援は、子どもの病状や家族状況、成長段階に応じた一人一人のニーズに対応する必要があり、支援を行うためには、専門的な知識や経験が求められ、また医療的ケア児が利用できる社会資源の状況も地域によって様々であり、地域の支援体制を重層的に支える仕組みを構築

モデル実施における課題及び対応

  • 地域の医療機関等とCNをマッチングする機能(医療機関からの地域移行支援)が必要→ハブ機能の強化(1)
  • SVだけでは解決できない多岐に及ぶ課題が多く、多職種チームによる支援及びSVの質を担保する仕組みが必要→SVチーム設匿(2)
  • 地域によって利用できる社会資源が異なり、地域の社会資源を把握する仕組みが必要→自立支援連絡会の仕組みを活用(3)

【多職種連携チームと重層的支援体制】

市内の連携支援体制ハブ・後方支援

医療的ケア児支援スーパーバイザーチーム
(5名体制(チームリーダー1名(SSV)+ブロック担当4名(SV))

【医療的ケア児支援スーパーバイザーチームの主な機能】

1.ハブ機能

基幹病院等の地域関係機関とCNのマッチング及び緊急対応を含むCNで対応困難なケースの固別支援(セーフティーネット)

2.多職種の専門家チームによる後万支援・人材育成機能

医療・保健・障害福祉・児童福祉・教育など、医療的ケア児の支援に高い専門性を持つ支援者の協慟によるチーム体制を構築し、CNに対する助言及び定期的なモニタリングによる伴走支援

3.コンサルテーション機能

基幹相談支援センターと連携し、地域で活用できる社会資源をブロック単位で把握するとともに、地域課題を抽出し、市ネットワーク会議や自立支援連絡会等で共有のうえ、解決に向けた取組を実施

各区の支援体制地域づくりの中心多職種チーム

障害者基幹相談支援センター

16区体制:基幹相談支援センターの体制強化
(医療的ケア児等に係る専門相談体制の強化等)

医療的ケア児等コーディネーター

(R5時点142名体制)

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