リハ協アップデート

「新ノーマライゼーション」2024年7月号

デイジー子どもゆめ文庫(https://yume.jsrpd.jp/)のご紹介(2)

先月に引き続き、お薦めの『デイジー子どもゆめ文庫』です。読書の楽しさを味わっていただければ嬉しいです。

〇『おでんおんせんにいく』中川ひろたか作、長谷川義史絵、64ページ、佼成出版社

さつまあげ、たまご、ばくだんのおでん親子が、温泉ランドに行くお話。果たしておでんたちがつかるお湯はどんな温泉⁇

〇『99%の小学生は気づいていない⁉ プログラミングの創造力』ソニー・グローバルエデュケーション監修、Z会編集部編、136ページ、Z-KAI

授業で聞いてもわかりにくいプログラミングとは一体何か? 子どもがロボットと出会い遊ぶというストーリー形式で、やさしくプログラミングの基礎に触れられます。

〇『うちにカブトガニがやってきた⁉ 生きている化石とすごした1年と2か月』石井里津子文、松本麻希絵、146ページ、Gakken

夏休みの自由研究に家庭でカブトガニを飼育した記録を日記形式で。何万年も姿を変えず、環境の変化にも耐えて命をつないできたカブトガニを身近に感じます。

〇『科学っておもしろい! なぜ? なに? なんで? わくわくサイエンス』米村でんじろう(総監修)、今泉忠明(監修)、戸田一雄(監修)、布施哲治(監修)、中島千恵子(監修)、256ページ、日東書院本社

でんじろう先生と学ぶ科学の本。ゆめ文庫では4冊に分かれて読めます。「第1章 生き物のなぜ?」「第2章 体のなぜ?」「第3章 身の回りのなぜ?」「第4章 地球・宇宙のなぜ?」。読みたい「質問」もクリック一つで読みたいページだけを読めるのもデイジー図書の気軽さです。

〇『歯みがきつくって億万長者:やさしくわかる経済の話』ジーン・メリル著、岡本さゆり訳、平野恵理子絵、174ページ、偕成社

アイデアと実行力にあふれた少年がクラスメイトを巻き込んで億万長者に⁇ 楽しく経済のしくみを知りながら読めるトライ&エラーのサクセスストーリー。大人にもぜひ読んでほしい1冊です。

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