資料・リハ協会この10年の足跡(1)

「新ノーマライゼーション」2025年2月号

2014(平成26)年9月24日に当協会総裁常陸宮殿下並びに同妃殿下のご臨席のもと、公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会設立50周年記念式典を挙行してはや10年の月日が流れました。全国障害者総合福祉センター(戸山サンライズ)を受詫してからも40年が過ぎました。この10年間の足跡を分野ごとにまとめ、あらためて多くの皆様方からいただいたご支援に心より御礼申し上げます。

総合リハビリテーション研究大会

2015年第38回「総合リハビリテーションの深化を求めて~明日から一歩を踏み出そう~」(名古屋)
2016年第39回「総合リハビリテーションの深化を求めて~サービスの利用者が主役になる地域中心の総合リハビリテーション~」(東京)
2017年第40回「総合リハビリテーションの新機軸~リハビリテーションと介護福祉の融合~」(富山)
2018年第41回「総合リハビリテーションの新機軸~地域包括ケア時代における総合リハビリテーション~」(千葉)
2019年第42回「総合リハビリテーションの新機軸~当事者のリカバリーという視点~」(福島)
2020年※新型コロナ感染症パンデミックのため中止
2021年第43回「コロナ危機下での障害のある人―総合リハビリテーションの視点から―」(東京、オンライン)
2022年第44回「リハビリテーション・スポーツの果たす役割」(横浜、ハイブリッド)※東京オリンピック・パラリンピックの延期を受けて1年遅れの開催
2023年第45回「障害者権利条約と総合リハビリテーション」(東京)
2024年第46回「障害者就労の現状と課題~近未来のために~」(大阪)

RI世界会議

2016年第23回 イギリス・エジンバラ
2020年第24回 デンマーク・オーフス(対面、オンライン)
2024年第25回 アラブ首長国・アブダビ

APDF(アジア太平洋障害者フォーラム)

「国連障害者の十年(1983~1992)」に続く取り組みとして、1992(平成4)年、国連の地域委員会の一つである国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)において、続く10年を「アジア太平洋障害者の十年(1993~2002)(1次)」とすることを採択。

2002(平成14)年5月にESCAP総会において十年(2003~2012)(2次)の延長を決議。

APDFは同年10月に開催された「アジア太平洋障害者の十年最終年記念大阪フォーラム」において、ESCAP及び各国との連携を図ることを目的として、アジア太平洋地域の民間団体で構成される国際ネットワークとして設立。APDFはESCAPの関係者会議に正式に加盟していて、ESCAPの諮問に対し、意見を述べることができる資格を有する。

2012(平成24)年5月のESCAP総会で再度十年(2013~2022)(3次)の延長を決議。

2012(平成24)年10月に韓国・仁川(インチョン)で開かれたAPDF総会において、事務局は日本から韓国へ引き継ぎ、ESCAPのこの新たな十年に障害者の「権利を実現する」という(「インチョン戦略」)のワーキンググループに委員として参加。

2014年 APDF会議(ベトナム・ハノイ)

2016年 APDF会議(タイ・バンコク) インチョン戦略-後半5年の最優先課題を確認。

2022年10月、インドネシア・ジャカルタでのESCAPは、前十年のインチョン戦略の進捗と課題を確認。4次(2023~2032)への延長を採択(ジャカルタ宣言)。

国際会議

2019年7月2~3日 第4回アジア太平洋CBR会議(モンゴル・ウランバートル)

DAISY関連事業年表(1)

2016年

11月18日(金) 国際シンポジウム(文部科学省委託事業)「デジタル教科書のアクセシビリティについて」(日本財団ビル)

12月7日(水) 障害者週間「連続セミナー」(内閣府事業)「発達障害児教育への支援~音声教材の有効性と今後の課題について~」(有楽町朝日スクエア)

2017年

12月7日(木) 障害者週間「連続セミナー」(内閣府事業)「SDGsと共生社会-発達障害(ディスレクシア)への取り組みと課題-」(有楽町朝日スクエア)

3月23日(金) 音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究(文部科学省委託事業)事例報告会 (戸山サンライズ)

2018年

12月6日(木) 障害者週間「連続セミナー」(内閣府事業)「読み書き障害児の教育支援-デジタル教科書(デイジー教科書)の取り組みと今後の課題-」(有楽町朝日スクエア)

2月24日(日) 音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究(文科省委託事業)事例報告会(戸山サンライズ)

2019年

12月5日(木) 障害者週間「連続セミナー」(内閣府事業)「デジタル図書(マルチメディアDAISY図書)を通じた障害者の社会参加について」(有楽町朝日スクエア)

2020年

12月5日(土) 障害者週間「連続セミナー」(内閣府事業)「マルチメディアデイジー図書の活用による読みの困難を持つ子どもへの有効な支援の実例と今後について」(有楽町朝日スクエア)

12月12日(土) デイジー教科書事例報告会(オンライン)

2021年

12月3日(金)~28日(火) 障害者週間「連続セミナー」「デジタル図書(マルチメディアデイジー図書)の広がりについて」配信場所: 内閣府ホームページ

12月10日(金) 発達障害児向けデジタル図書製作による在宅重度障害者の社会参加を支援するシンポジウム(オンライン)

2月27日(日) デイジー教科書事例報告会(オンライン)

2022年

2月26日(日) デイジー教科書事例報告会(オンライン)

2023年

デイジー教科書説明会・事例報告会

第1回 8月4日(金) オンライン

第2回 2月23日(金) オンライン

12月16日(土) 重度障害者も参加できるデジタル図書(マルチメディアDAISY図書)製作製作に関わった重度障害者と発達障害当事者との双方の意見交換を行う交流会(戸山サンライズ・オンライン)

2024年

2月23日(日) デイジー教科書事例報告会(戸山サンライズ・オンライン)

ノーマライゼーション・新ノーマライゼーションバックナンバー

「ノーマライゼーション-障害者の福祉」

2014(平成26)年

1月条約批准で新たなステージに
2月高齢障害者問題
3月第1特集 東日本大震災から3年、防災と障害者
第2特集 平成26年度障害保健福祉関係予算
4月発達障害の理解のために
5月障害とスマートフォンの近未来
6月相談支援事業の現状と課題
7月精神障害者の地域生活への支援
8月パラリンピック:2020年東京開催に向けて
9月どこまで進んだか、交通バリアフリー
10月障害のある人の高等教育支援
11月障害者総合支援法の見直しに向けて
12月障害者差別解消法施行への期待

2015(平成27)年

1月権利条約と地方自治体
2月阪神・淡路大震災から始まった防災 20年目の検証とこれからの計画
3月第1特集 障害のある人の居住のあり方を考える
第2特集 平成27年度障害保健福祉関係予算
4月福祉用具としてのロボット
5月食を楽しむ
6月難病者支援の現状と課題
7月ADA25周年と国際規範
8月戦後70年、戦争と障害者
9月障害者権利条約:政府報告への提言
10月コミュニケーション支援の最前線
11月就労支援の検証と課題
12月障害者とファッション

2016(平成28)年

1月障害者差別解消法施行でどう変わる、私たちの暮らし
2月障害者の家族は、今
3月第1特集 自然災害と当事者参加
第2特集 平成28年度障害保健福祉関係予算
4月コミュニケーション支援機器
5月CBRと障害者支援 Part2
6月障害者権利条約日本政府報告とパラレルレポート
7月高齢障害者の現状と課題
8月障害児支援の動向と課題
9月生きにくさを抱えた人たちの支援~司法と福祉の連携~
10月街の中の障害者アート
11月障害に関する基礎データ
12月ユニバーサルデザイン

2017(平成29)年

1月障害福祉を展望する
2月インクルーシブ教育
3月第1特集 失語症者に対する支援:現状と課題、展望
第2特集 平成29年度障害保健福祉関係予算
4月障害者差別解消法施行から1年:前進と課題
5月旅に出かけよう~障害者の旅あれこれ
6月権利条約の実現~SDGsが目指す誰も取り残さない社会
7月重度知的障害者の地域生活支援
8月障害者の移動支援
9月自然災害時の「備え」を考える
10月補助犬たちは今:社会参加支援のために
11月発達障害児支援の新たな視座~改めて療育と教育の連携を考える~
12月第4次障害者基本計画と第5次障害福祉計画

2018(平成30)年

1月障害者権利条約のパラレルレポート作成に向けて
2月技術の進歩と生活支援機器
3月第1特集 アジア太平洋障害者十年後半の活動
第2特集 平成30年度障害保健福祉関係予算

※編集見直しのため休刊

「新ノーマライゼーション」

2019(平成31)年

10月号テクノロジーの進歩とコミュニケーション支援機器
11月号地域共生社会~支え合いでつながるまちづくり
12月号東京2020パラリンピックを楽しもう!

2020(令和2)年

1月号インクルーシブ防災
2月号芸術文化活動の推進
3月号身体障害者補助犬:みんなの疑問に答える
4月号持続可能な開発目標(SDGs)~誰一人取り残さない社会~と障害者
5月号スマートシティへの期待―各府省の取り組み
6月号視覚障害児と聴覚障害児の療育と教育
7月号みんなで一緒に楽しく働く施設、経営者も
8月号障害者が活躍する企業
9月号これからの新しい働き方
10月号eスポーツと障害者
11月号電話リレーサービスに期待すること
12月号障害者差別解消法 合理的配慮の好事例

2021(令和3)年

1月号コロナ禍の新しい障害者福祉1
2月号地域生活と住まいを借りること
3月号みんなが使っている情報支援機器
4月号特別支援教育は今
5月号デジタル改革への期待
6月号障害者権利条約 日本の初回審査とパラレルレポート
7月号障害者の健康づくり
8月号移動支援機器
9月号リモートワークの広がり
10月号私らしさを「魅せる」
11月号わがレジエンドたち~障害者として生きてきた証を次世代へ~
12月号地域の資源を活用した商品づくり

2022(令和4)年

1月号漫画で伝える~多様性を認める社会
2月号医療的ケア児と家族支援への期待と課題
3月号注目の技術活用で広がる生活の可能性
4月号生きにくさを抱えた人たちに向き合う地域生活支援
5月号放送アクセシビリティの未来
6月号意思疎通支援を取り巻く動き
7月号多様な大学生への支援
8月号誰一人取り残さない防災~実効性のある個別避難計画へ
9月号コミュニティ・スクールとしての特別支援学校
10月号つながりのかたち
11月号わがレジェンドたち2~障害者として生きてきた証を次世代へ~
12月号障害者権利条約 第1回日本審査までの道のりと今後の方向性

2023(令和5)年

1月号私は創る、自分の未来を
2月号ソーシャルファーム~共に働く社会的企業への期待
3月号発達障害の特性を活かす社会をつくるには
4月号当事者だからできる支援
5月号「働きたい」を実現させる~新しい就労支援
6月号生活を支えるICTの利用支援
7月号作品を深く味わう鑑賞方法に挑戦
8月号障害者の生涯学習~学び合いとチャレンジで広がる世界
9月号高次脳機能障害者支援の今
10月号強度行動障害の意味とその支援
11月号わがレジェンドたち3~障害者として生きてきた証を次世代へ~
12月号おいしく食べる

2024(令和6)年

1月号グループホームの今後のあり方
2月号サビ児管の悩みを解決~連携とサービスの質の向上
3月号医療的ケア児を取り巻く新しい動き
4月号きょうだい支援~思いの分かち合いとつながり
5月号今と未来に生きる
6月号個性を理解して自信を取り戻す
7月号障害のある女性の複合差別
8月号新しい働き方を実現~社会とつながる環境整備
9月号住み慣れた地域で暮らすための本人支援と家族支援
10月号アプリを使った快適な暮らし
11月号日本障害者リハビリテーション協会設立60周年~わがレジェンド4 リハ協での思い出~
12月号障害のある生徒の高等学校における学び

リハビリテーション研究バックナンバー

160号医療従事者をめざす障害学生への支援―現状と課題―
161号難病をめぐる政策動向とリハビリテーション
162号第37回総合リハビリテーション研究大会
総合リハビリテーションの深化を求めて―当事者の「社会参加」向上と総合リハビリテーション―
163号Shared Decision Making(共同意思決定)と精神科リハビリテ-ション
164号東京オリンピック・パラリンピックへ向けた、新たな福祉まちづくり
165号障害者権利条約の実行状況の評価と論点―26か国への総括所見から―
166号第38回総合リハビリテーション研究大会
総合リハビリテーションの深化を求めて―明日から一歩を踏みだそう―
167号障害者権利条約による手話の復権に向けて
168号総合リハビリテーションのチームメンバー:歴史・現在・将来 第1部
169号総合リハビリテーションのチームメンバー:歴史・現在・将来 第2部
170号サービスの利用者が主役になる地域中心の総合リハビリテーション―第39回総合リハビリテーション研究大会報告―
171号よりインクルーシブな世界を創造する―第23回RI世界会議(スコットランド/エジンバラ)
172号障害者リハビリテーションの立場から地域包括 ケアシステムを考える
173号ニーズに対応した多職種連携協働に向けての教育、実践そして今後の展望
174号総合リハビリテーションの歴史と未来

*174号をもって休刊。

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