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スウェーデンにおける図書館と合理的配慮(1)
(公共図書館を中心に)

  • 2009年の1月に新差別禁止法が成立、それまでの7つの差別禁止法にとって代わる。性別、トランスジエンダ―の自己認識あるいは表現、性的指向、民族、宗教、その他の信仰、障害や年齢に関した差別を禁止する法律である。この法律を遵守し、すべての国民の権利と機会の平等を守るための政府組織、平等オンブズマンができる。
  • すべての人の情報への権利というのは、民主主義の問題であり、人権であり、この確保はスウェーデン政府の目標であるとしている。そして新差別解消法では、「Lack of accessibility is discrimination(アクセシビリティがないのは差別とした)」と規定している。
  • この法律のもと、図書館も平等の機会を提供するという観点から、合理的配慮を提供しなければならないとしている。