ポスト2015年開発アジェンダにおけるCBRとインクルーシブ開発の妥当性 概要

概要

ポスト2015年開発アジェンダにおけるCBRとインクルーシブ開発の妥当性」は、2013年9月23日に国連本部(ニューヨーク)で「障害と開発に関する国連総会政府高官会合」が開催された時に、APCD(アジア太平洋障害者センター)が作成したものです。障害インクルーシブ開発についてわかりやすくまとめています。

CBRアジア太平洋ネットワークは、過去10年間に渡り、地域に根ざしたインクルーシブ開発(CBID)を達成する戦略として、地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)を実践する役割とタスクを担ってきた。最終目標は、全ての障害者をあらゆる面において、完全にその地域社会生活に包摂することで、あらゆる施設やサービスへのアクセスを完全に保証することである。

ポジション・ペーパー「ポスト2015開発アジェンダにおけるCBRとインクルーシブ開発の妥当性」は、CBRアジア太平洋ネットワークとアジア太平洋障害者センター(APCD)の協力で作成された。その目指すところは、持続可能なインクルーシブ開発である。インクルーシブ開発を持続させることは、障害者自身が未来を切り開くために、前向きな変化と機会をもたらす主導的役割を果たすため地域の中での「変化の担い手」になるよう、障害者をエンパワーすることに携わる全ての人にとっての課題である。

この小冊子は、思考を刺激し、アジア太平洋における障害者の観点から、ポスト国連ミレニアム開発目標に関する将来の方向性のために鍵となる要素を見極める目的で、地域における経験とCBIDの観点を伝えるために、そして、CBRの実施をさらに発展させ、インクルーシブでバリアフリーな、権利に基づく社会の可能性を再保証するために企画されている。

目次

序論

ミレニアム開発目標と障害者

CBRとインクルーシブ開発

CBRによる ミレニアム開発目標の達成

CBRとポスト2015開発アジェンダにおけるインクルーシブ開発の妥当性

ポスト2015開発アジェンダにおけるCBRの挑戦

結論

参照

略称

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