令和5(2023)年6月30日、国土交通省は、令和5年版国土交通白書を公表しました。
同省は、施策全般に関する年次報告のために同白書を毎年公表しています。現在、政府全体で、デジタル社会の形成を推進していることを踏まえ、今回の白書のテーマは、「デジタル化で変わる暮らしと社会」とされています。
同白書の目次は次のようになっています。
はじめに 1 第Ⅰ部 デジタル化で変わる暮らしと社会 第1章 国土交通分野のデジタル化 4 第2章 豊かな暮らしと社会の実現に向けて 58 第Ⅱ部 国土交通行政の動向 第1章 時代の要請にこたえた国土交通行政の展開 120 第2章 観光立国の実現と美しい国づくり 134 第3章 地域活性化の推進 141 第4章 心地よい生活空間の創生 154 第5章 競争力のある経済社会の構築 162 第6章 安全・安心社会の構築 189 第7章 美しく良好な環境の保全と創造 235 第8章 戦略的国際展開と国際貢献の強化 258 第9章 DX及び技術研究開発の推進 275 |
同白書は、非常に広範な内容を含みますが、全体を通して障害者関連の記述も多く、特に「第Ⅱ部第6章安全・安心社会の構築」では、「第1節ユニバーサル社会の実現」を掲げ、「1.ユニバーサルデザインの考え方を踏まえたバリアフリー化の実現」「4.歩行者移動支援の推進」「公共交通機関のバリアフリー化」「住宅・建築物のバリアフリー化」等について記述しています。
また、「第2節自然災害対策」「第4節交通分野における安全対策の強化」においても障害者支援について書かれています。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo01_hh_000050.html