令和5(2023)年12月3日、社会福祉法人日本視覚障害者団体連合と同行援護事業所等連絡会は、「視覚障害者ガイドヘルパーの日」設立記念式典を開催しました。
「視覚障害者ガイドヘルパーの日」は、同行援護を創設した改正障害者自立支援法(現障害者総合支援法)が成立した日(平成22年12月3日)にちなんで、12月3日を記念日としたとのことです。また、同法の公布日(平成22年12月10日)を踏まえて、12月3日から10日までを記念週間としました。
「同行援護」とは、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号)」(障害者総合支援法)第5条により提供されるサービスで、「視覚障害により、移動に著しい困難を有する障害者等につき、外出時において、当該障害者等に同行し、移動に必要な情報を提供するとともに、移動の援護その他の主務省令で定める便宜を供与する」サービスです。
社会福祉法人日本視覚障害者団体連合と同行援護事業所等連絡会は、12月3日を「視覚障害者ガイドヘルパーの日」として記念日認定すべく、一般社団法人日本記念日協会に申請し、この度正式に同協会より認定を受けました。そして、初めての記念日となる令和5年12月3日(日)に設立記念式典を開催しました。
記念日及び記念週間を通して、同行援護等の視覚障害者の外出を保障する諸制度の理解を促しつつ、制度の更なる発展を目指し、さらに、その支援者たるガイドヘルパーの地位向上や人材確保も同時に目指すための活動を行っていくとのことです。
詳しくは次のサイトをご覧ください。(寺島)
http://nichimou.org/notice/231110-jimu-2/