2023年11月28日、米国保健社会福祉省と米国教育省は、新しい「障害のある子どもの幼児教育プログラムへの参加に関する政策声明(Policy Statement on Inclusion of Children with Disabilities in Early Childhood Programs)」を発表しました。
同政策声明は、もともと2015年に最初に発表されましたが、障害のある児童が、依然としてインクルーシブな幼児教育プログラムに参加できていないことから、バイデン大統領の「質の高いケアへのアクセス向上と介護者の支援に関する大統領令(Executive Order on Increasing Access to High-Quality Care and Supporting Caregivers)」による両機関への指示に基づき更新されました。
この声明では、インクルーシブな幼児期の教育環境への期待を改めて表明するとともに、すべての子どもたちのインクルーシブな早期学習の機会を増やすために、障害者教育法(Individuals with Disabilities Education Act: IDEA)のプログラム、ヘッドスタート(Head Start)、児童養護、家庭訪問、就学前教育、そして、公立学校の運営等を行う州および地方機関への勧告を更新しています。さらに、この声明には、インクルージョンの証拠に基づくモデルと幼児期プログラムにおける障害のある子どもの質の高い個別化されたプログラムとインクルージョンをサポートするためのプログラムの好事例やその他のリソースが含まれています。
声明の目次は次のようになっています。
目的・・・ 1 概要・・・ 3 幼児教育プログラムへのインクルージョンのための基礎・・・ 6 幼児教育プログラムへのインクルージョンを改善する機会・・・ 11 今後の道筋:全国的なインクルージョン文化を構築するためのパートナーシップ・・・ 15 州機関の行動に関する提言・・・ 16 地方機関の行動に対する提言・・・ 32 結論・・・ 49 インクルージョンをサポートするためのリソース・・・ 50 参考資料・・・ 63 |
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.acf.hhs.gov/ecd/policy-guidance/policy-statement-inclusion-children-disability-early-childhood-programs