[ESCAP]アジア太平洋障害者の10年ワーキンググループの市民社会メンバー募集

2023年12月22日、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)は、アジア太平洋障害者の10年の(2023-2032)ワーキンググループのメンバーになることを希望する市民社会団体(CSO)の申請受付を始めました。

すでに本ニュースでもお知らせしていますように、同ワーキンググループは、「アジア太平洋障害者の10年(2013年-2022年)」の完全かつ効果的な実施を促進するために、加盟国と準加盟国に対して技術的な助言と支援を提供することを目的に、2013年のESCAP第69回総会で設置が決定されました。

このワーキンググループは、役割を終えていますが、第79回アジア太平洋経済社会委員会(2023年5月15-19日)において、ESCAP加盟国及び準加盟国がジャカルタ宣言を承認し、新しく「アジア太平洋障害者の10年(2023年-2032年)」が始まったことから、新たなワーキンググループを設置することにしたとのことです。

ワーキンググループの目的は、以前のものと同じで、2023年から2032年までのアジア太平洋障害者の10年に関するジャカルタ宣言の完全かつ効果的な実施のために、ESCAP加盟国及び準加盟国に技術的な助言と支援を行うことです。

新しいワーキンググループも、ESCAPの加盟国及び準加盟国の代表者と、アジア太平洋地域で活動する市民社会組織(CSO)で構成されます。政府代表とCSOの数は同数になります。

CSOメンバーは、障害のある女性の組織が優先され、半数以上は障害者団体に割り当てられます。また、地域的なバランスも考慮されます。

申請期限は、タイ標準時間2024年1月31日17:00までとなっています。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.unescap.org/news/call-expressions-interest-civil-society-members-working-group-asian-and-pacific-decade-persons

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