[英国]「ケアおよびサポート法」草案に対する報告書

リハ協ブログ2013年3月27日より転載

「ケアおよびサポート法」草案(Draft Care and Support Bill)は、2012年7月に政府が提案し、その後、それに対するパブリックコメントを募集していましたが、2013年2月22日に締め切られ、それらの意見などをまとめた報告書が2013年3月13日に公表されました

レポートをまとめたのは、英国議会の下院(庶民院)上院(貴族院)両院の合同委員会で、議長はポール・ブルストー(Paul Burstow)下院議員です。報告書には、次のような改善点が指摘されています。

  • 新しい評価基準を作って、ケアおよびサポートを受けられる資格を明確にすること。
  • 個人の必要額を明らかにし、それに見合った手当を支給すること。
  • 終末期のケアを無料にすることには賛成する。
  • 住所を移転しても同じレベルのサービスを受けられるようにすること。
  • サービスにかかる費用などの情報を明らかにすること。
  • 権利擁護に関する情報を加えることについては賛成する。 他。

レポートは、下のサイトでダウンロードすることができます。

http://www.parliament.uk/business/committees/committees-a-z/joint-select/draft-care-and-support-bill/

また、法律草案は、下のサイトからダウンロードできます。(寺島)

http://www.official-documents.gov.uk/document/cm83/8386/8386.pdf

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