「ノーマライゼーション 障害者の福祉」
1996年9月号 (第16巻 通巻182号)
(財)日本障害者リハビリテーション協会発行
<グラビア> 市場の中のパン屋さん |
撮影 東野雅夫 文 ひがしのようこ |
<うたの森> 風に聴く |
岸野千鶴子 解説 花田春兆 |
<特集>災害時における対応 昨年1月17日の早朝、神戸を中心とする地域を襲った阪神・淡路大震災から、1年半がたった。 今回の特集では、震災直後から始められた各障害関係団体の救援活動の報告とそこから浮き彫りになった、今後の緊急時への対応について、まとめていただいた。 いろいろな形で救援・支援活動が行われたが、仮設住宅に関しては、改善工事の支援をとおして1冊の技術資料がまとめられた。また、現在も続けられている仮設住宅に住む障害のある人々を中心とした支援活動の様子も紹介する。 |
|
障害のある人々への災害支援 -すべての人々の防災の地域づくりへ |
丸山一郎 |
災害時における対応-視覚障害 | 石田みさ子 |
聴覚障害者救援活動の報告 | 水田俊子 |
阪神・淡路大震災における精神障害者 | 麻生克郎 |
阪神・淡路大震災と知的障害者 | 横田亮 |
小規模作業所の再建に向けて | 岡克明 |
応急仮設住宅を住みやすくするために | 能登原正彦 |
仮設住宅における障害者支援活動 -神戸市東部を中心に支援活動を続ける『被災「障害」児・者支援の会』の場合- |
鈴木昌子 |
<気になるカタカナ> ピア・カウンセリング |
樋口恵子 |
<文学にみる障害者像> 小泉八雲著『耳なし芳一の話』 |
銭本健二 |
<霞が関BOX> 運輸省・高齢者・障害者等のためのモデル交通計画策定調査について |
運輸政策局消費者行政課 |
<市町村障害者計画> 市町村発、障害分野の新時代 |
藤井克徳 |
<高度情報化社会にむけて> 情報障害という壁 |
福井哲也 |
体験・今、盲学校では | 吉田重子 |
<やさしい手話入門> 「〇〇の中だと思います」 |
中博一 |
<フォーラム'96> デイセンター構想について |
高松鶴吉 |
<検証ADA新時代> ADAと新しい企業社会のルール |
関川芳孝 |
<列島縦断ネットワーキング> 東京・日本福祉文化学会の目指すもの |
多田千尋 |
大阪・『障害者の社会参加と自己表現』を支援するセミナーを開催して | 野村龍太郎 |
<1000字提言> ケアをしている人のケアを |
ツルネン・マルテイ |
入所施設のアブノーマライゼーション | アキイエ・ヘンリー・ニノミヤ |
<働く> 「ワークハウスすぜんじ」を訪ねて |
松原孝恵 |
<投稿> ADAのつぎはCASA |
久保耕造 |
<ほんの森> ぶどう社フォーラム編『まちの中の出会いの場-お元気ママたちの「ふくし」づくり』 |
(評者)鈴木訪子 |
<ワールド・ナウ> イギリス 障害者専門の乗馬クラブ -ダイヤモンドセンター- |
山田みゆき |
<会議> 「日本障害者協議会第四回協議員総会」報告 |
日本障害者協議会 |
インフォメーション | |
<トピック> もうひとつの成果-国際研修センターに車いす用居室増設- |
上野博 |
編集後記 |