盲老人ホームのケアサポートプラン

～　盲老人の幸せのために　～　ＮＯ．１

全国盲老人福祉施設連絡協議会

項目	内容
発行年月	2000年2月1日

サポートプラン発刊によせて

全国老人福祉施設協議会
会長　　中村　博彦

介護保険実施も目前となりました。さまざまな問題点を残しながらの出発となりますが､いよいよ本格的な諸業務に取り組んで行かねばなりません｡
ケアプランの研究も､各団体が年月をかけて取り組み､介護保険導入後の介護の基本として､施設および在宅サービスの現場で威力を発揮することになります｡
さて､全国盲老人福祉施設連絡協議会では創設以来30年にわたり､職員の研修に力を注ぎ､盲老人のケアの専門性を追及され､職員の資質向上におおきな成果をあげておられることは､老人福祉の分野において高く評価されています｡
ケアブランについても当初から勉強をしてこられた中で､包括的自立支援プログラムをはじめとする各アセスメント様式においても視覚障害については1項目のみであり､高齢視覚障害者のための介護には独自のケアブランが必要であることを､職種別研修会等で意見の一致をみ､小委員会を中心に3年余にわたり研究を重ね､このたびケアサポートプランを完成されました｡多忙な業務のなかで､無から作り上げられた熱意と弛まぬ努力におおきな拍手をおくりたいと思います｡
高齢化とともに､視覚障害者の数は増加するなかで､盲老人ホームのみならず一般老人ホームや在宅福祉の現場においても､このケアサポートプランが大いに参考になると思われます｡
全国盲老人福祉施設連絡協議会が今後も研究を続け､このケアサポートプランを充実させてゆかれることを期待するものであります｡

平成12年2月1日

盲老人ホームのケアサポートプラン

サポートプラン発刊によせて

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サポートプラン発刊によせて