「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2017年10月号
(第37巻 通巻435号)毎月1回1日発行 800円
(財)日本障害者リハビリテーション協会発行
【10月号の特集】
補助犬たちは今:社会参加支援のために
身体障害者補助犬法は、2002年に成立した。同法律では、補助犬は補装具と同等に障害者の身体機能の一部を補完するものとして、同伴を拒んではならないと規定している。これにより法的には、同伴拒否が絶えなかった社会から、補助犬との社会参加が保障される社会となった。しかし現実には、補助犬法の認知度が低いことや実働数が少ないことから、医療機関や飲食店、美術館などで同伴拒否されることが多い現状がある。
特集では、国内外で活躍する補助犬の実情を紹介し、障害当事者が補助犬に何を求め、補助犬によって自分たちの生活や人生がどのように変わったかを掘り下げることにより、「人にも動物にもやさしく楽しい社会」を展望する鍵を探る。
- 【グラビア】
- 息の合う家族
写真・文:橋本和典
- 息の合う家族
- 【時代を読む】
- サン・グループ事件国家賠償訴訟
青木佳史
- サン・グループ事件国家賠償訴訟
- 【特集】 補助犬たちは今:社会参加支援のために
- 身体障害者補助犬に関するわが国の動向
秋山仁 - 補助犬、世界の動向
高柳友子 - 盲導犬ユーザーとして伝えていきたいこと
鈴木加奈子 - 聴導犬レオンとの8年間
安藤美紀 - 頸髄損傷の私とタフィー
―生活を変えた感謝の出合い―
平野友明 - 日本介助犬協会の取り組み
~高次脳機能障害のある方、障害児のいる家族への犬の提供
水上言 - 特定機能病院で活躍する勤務犬の誕生とその取り組み
北川博昭 - 座談会
人にも動物にもやさしく楽しい社会を展望する!
小田芳幸・串田由幸・郡司ななえ・水越みゆき・〈司会〉高柳友子
- 身体障害者補助犬に関するわが国の動向
- 【1000字提言】
- 女性のリプロダクティブ・ヘルス・ライツ
林陽子 - 気楽が一番
今中博之
- 女性のリプロダクティブ・ヘルス・ライツ
- 【検証・障害者差別解消法】
- 「障害のある人もない人も共に生きる熊本づくり条例」による取組について
熊本県健康福祉部子ども・障がい福祉局障がい者支援課
- 「障害のある人もない人も共に生きる熊本づくり条例」による取組について
- 【ウォッチング自治体の独自施策】
- 新連載 企業支援に特化した障害者の就労支援10年間の取り組み
鍵和田幹夫
- 新連載 企業支援に特化した障害者の就労支援10年間の取り組み
- 【霞が関BOX】
- 【ワールドナウ】
- グローバルILサミットに参加して
岡本直樹 - イタリアのソーシャル・ファーム現地調査報告
寺島彰
- グローバルILサミットに参加して
- 【報告】
- 「第23回夏季デフリンピック」の報告
山根昭治
- 「第23回夏季デフリンピック」の報告
- 【列島縦断ネットワーキング】
- 〈埼玉〉チャレンジド・ヨガ
~視覚障がいの方のヨガクラス~の活動
高平千世 - 〈東京〉障害者差別解消法施行1周年記念
Happy Birthday LIVE in 学士会館
佐々木卓司 - 〈香川〉おへんろの駅こくぶの「昨日・今日・明日」
うちだはかる・うつみよしお
- 〈埼玉〉チャレンジド・ヨガ
- 【インフォメーション】
- 【編集後記】