[オーストラリア] 障害者のインクルージョン向上にむけた1,960万ドルの投資発表

2025年11月4日、オーストラリア政府は障害者の障壁を取り払い、意識改革を促進するインクルーシブなオーストラリアの構築のため、インクルージョン・アクセシビリティ基金を通じ1,960万ドルの投資を決定したことを発表しました。

インクルージョン・アクセシビリティ基金を通じた助成金は、教育やスポーツ、芸術等に関連する障害者団体等が主な受給者であり、第1期助成金では全国25の団体が選定されました。障害に対する社会の認識に変化をもたらし、サービスの向上、地域社会への参画を促進するプログラムを実施するための支援となっています。

マーク・バトラー保健・高齢者介護大臣兼障害および国家障害保険制度担当大臣は、「依然として、多くの障害者が仕事、教育、地域社会で障壁と対峙していますが、これらの障壁は時代遅れの考え方や理解の不足によるものがほとんどです。本基金を通じ、公平性の高いインクルーシブな社会構築を支援し、個人や組織が日常生活の中でアクセシビリティを推進するための実用的ツールやリソースを提供します。重要なことは、こうしたプロジェクトが障害を経験した人々により主導され、真の効果を発揮することです」と述べられています。

助成金を受けた障害者主導のメディア組織であるPowerd Mediaのエリザ・ハル氏は、障害をもつ弁護士兼ライターが司会を務める全6回のオーディオシリーズ『オーストラリア障害者戦略ポッドキャスト』を制作できたことを嬉しく思うとのコメントを寄せています。このオーディオシリーズでは、オーストラリア障害者戦略の成果を専門家へのインタビュー、実体験等を通し探求し、戦略がもたらす継続的な恩恵への理解を深める場を提供しています。

これは一例であり、助成金を活用し、あらゆる側面から障害に対する人々の意識改革を促し、職場や学校、地域社会で活用されるツールが開発されることを支援しています。

詳しくは下のサイトをご覧下さい。(笹子)
https://www.health.gov.au/ministers/the-hon-mark-butler-mp/media/196-million-to-improve-inclusion-of-people-with-disability?language=en