リハ協アップデート

「新ノーマライゼーション」2026年4月号

日本障害フォーラム(JDF)は、石川県七尾市に「能登半島地震支援センター」を2024年5月に設置し、障害のある方等の支援を続けてきましたが、今年の3月いっぱいで、センターとしての活動を終了しました。

JDF支援センターでは、一人ひとりの困りごとに対応する個別支援と、障害者支援事業所の支援の2つに取り組んできました。個別支援では、家屋の片付けなどのニーズとともに、公共交通機関の被害や仮設住宅などへの転居に伴い、通院や買い物などの困難が目立つようになったことから、移動支援が中心となりました。一方事業所では、建物や設備の損壊と合わせて、人手不足が深刻です。利用者の方の送迎に職員が対応すると、事務作業を行う時間が取れないなどのこともあるため、送迎を含む現場支援を行いました。

JDF支援センターには、今年の3月までに延べ600人のスタッフが全国から駆け付け、活動を行いました。しかし震災から2年が過ぎ、県外の人材が主体となったこのような形の支援を続けるのではなく、地元の組織と人材に活動を引き継ぐべきだとの声が、JDFの内外から高まりました。地元の皆さんからは、まだ活動を続けてほしいという声も強かったのですが、一つ一つの事例ごとに、話し合いと引き継ぎをしながら、センターを終了することを判断したのです。

4月からは、(一社)ななお・なかのと就労支援センターが運営する「能登ハビリテーションパートナーズ(NHP)」が、JDFの活動を引き継ぎました。JDFも「能登半島支援チーム」を作り、NHPの運営会議に参加しながら、活動が軌道に乗るよう伴走します。また、県内障害者団体等との「連絡会議」も継続し、幅広い連携を行っていきます。これまでのご支援に感謝申し上げるとともに、今後ともJDF同様、NHPへのご理解とご協力をお願いいたします。

能登ハビリテーションパートナーズ(NHP)
TEL:0767-57-5638 FAX:0767-57-5639 Mail:nhp.nnc@gmail.com