リハ協ブログ2022年4月8日より転載

2022年4月7日、カナダ政府は、2022年予算「経済成長と手頃な生活費のための計画（Budget 2022: A Plan to Grow Our Economy and Make Life More Affordable）」を発表しました。

同予算では、住宅対策として、すべてのカナダ人が安全で手頃な価格で手に入れられることを目標の一つとして挙げています。その中には、高齢者や障害者アクセシブルな住宅を手に入れることを支援するために、住宅アクセシビリティ税額控除（Home Accessibility Tax Credit）の対象となる住宅改造の費用限度額を20,000ドルに引き上げとしています。これにより、アクセシビリティ税額控除が1500ドルから3000ドルに倍増されるとのことです。

住宅改造の範囲は、次のようになっています。

• 車椅子用スロープ、ウォークインバスタブ、ホイールインシャワーの購入と設置
• 車椅子や歩行器の通過を可能にするための出入り口や廊下の拡幅
• 1階で住めるようにするための寝室またはバスルームの設置
• 転倒を避けるための滑り止めフローリングの設置　等

詳しくは、下のサイトをご覧ください。（寺島）
https://www.canada.ca/en/department-finance/news/2022/04/making-housing-more-affordable.html