リハ協ブログ2022年11月18日より転載
2022年11月17日、ニュー・サウス・ウェールズ州コミュニティ司法省(Department of Communities and Justice)は、「2019年高齢者・障害者委員会法(Ageing and Disability Commissioner Act 2019)」見直しのための意見募集を開始しました。
同法は、障害者や高齢者など脆弱な成人を虐待、ネグレクト、搾取から保護するための法律で、2019年7月1日に成立しました。
同法では、高齢者・障害者委員会を設置することを規定しており、高齢者や障害者が虐待を受けた時に同委員会に訴えることで、同委員会は、それについて調査し、その解決をします。
また、同法第36条において、法律成立後2年後に同法の目的がその時点でも適切であるか、また、また、その条項が目的を達成するために適切さを維持しているのかを検証することを政府に求めています。
そこで、政府は、ニュー・サウス・ウェールズ州法律改革委員会(NSW Law Reform Commission)委員長のアラン・キャメロンAO( Alan Cameron AO)氏に、同法を検証するよう依頼しました。
同委員会は、2022年11月17日から、2022年12月16日まで、国民からの意見を募集しています。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.nsw.gov.au/have-your-say/adc-act-independent-review