国際セミナー「地域福祉のとりくみ」
(財)中央競馬馬主社会福祉財団
(財)日本障害者リハビリテーション協会
項目 | 内容 |
---|---|
発表年月 | 1999年10月28日 |
目次
- はじめに
- プログラム
- スピーカー・座長紹介
- 障害者のための地域に根ざしたサービス -オーストラリアの経験-
ウィリアム・ジョリー(オーストラリア視覚障害者団体役員) - ウィリアム・ジョリー氏の講演をめぐって
佐藤 久夫(日本社会事業大学教授・研究所長) - ビデオ・プレゼンテーション
ジュディ・ヒューマン(米国教育省特殊教育・リハビリテーション・サービス局次官) - ジュディ・ヒューマン氏のビデオ・プレゼンテーションについて
寺島 彰(国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所) - スウェーデンにおける地域福祉のとりくみ
ヤン・カウアー(スウェーデン障害者連合ストックホルム支部長) - ヤン・カウアー氏の講演をめぐって
松井 亮輔(北星学園大学社会福祉学部教授) - 障害者の地域社会への統合とその展望 ―カナダの場合―
ダイアン・リッチラー(カナダ・コミュニティ・リビング協会副会長) - ダイアン・リッチラー氏の講演をめぐって
初山 泰弘(国際医療福祉大学大学院院長) - 参加者名簿
はじめに
21世紀を目前にして、世界の国々では国中心の福祉から地域中心の福祉へと変化しつつあります。 我が国でも、平成12年度から施行される介護保険制度では、市町村が保険者となり、市町村住民の果たす役割は拡大されます。
そのような中で、世界の障害者福祉はどのように変わりつつあるのかを学ぶため、1999年10月28日、世界の障害者福祉の動向「地域福祉のとりくみ」に関する国際セミナーを開催いたしました。
地域福祉で成果を上げている国々から、スウェーデン障害者連合ストックホルム支部長のヤン・カウアー氏をはじめオーストラリアからウィリアム・ジョリー氏、カナダからダイアン・リッチラー氏の各専門家を招聘し、それぞれの国での取り組みを紹介頂き、大変、意義深いセミナーを開催することができました。
このセミナーでは、三氏のスピーチのあと、日本の著名な専門家の方々にコメンテーターをお引き受けいただき、各スピーチの内容を日本に当てはめて分かりやすく解説して頂くことで、より一層理解を深めることができました。 コメンテーターの皆様には、ご多忙中にもかかわらず、スピーチのまとめをご執筆いただきましたこと、深く感謝申し上げます。
また、この報告書の作成にあたり、翻訳の労を取ってくださいました雨宮史子さん、大阪谷省一さん、奥平真砂子さん、高島和子さん、および編集に携わってくださった奥平真砂子さん、平野好子さんの皆様に心からお礼申し上げます
財団法人 中央競馬馬主社会福祉財団
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
2000年3月31日