「ノーマライゼーション 障害者の福祉」
1998年1月号(第18巻 通巻198号)
(財)日本障害者リハビリテーション協会発行
<グラビア> わたしの“仕事”カメラマン ―障害の重い合田次郎さん― |
撮影 中村年延 文 神宝誠子 |
<うたの森> 一刷毛の空 |
内田中元子 解説 花田春兆 |
<特集>豊かな生活をもとめて ―重い障害のある人が楽しむスポーツ― ボッチャ、ローリングバレーボール、パワーサッカー、ウィルチェアーラグビーをご存じですか。これらは、重い障害のある人たちが楽しんでいるスポーツです。 パラリンピックでの選手の活躍などにみられるように、記録を目指す競技スポーツが注目されている一方で、リハビリテーションの一環としてはじめられた障害者スポーツは、豊かな生活へのステップの一つとして広がりをみせています。 今回の特集では、最近の障害者スポーツの動向と併せ、重い障害のある人が楽しめる新しいスポーツの紹介をします。 |
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▼リハビリテーションとスポーツ | 松村洋 |
▼ボッチャ(BOCCIA) | 古賀稔啓 |
▼タックルが魅力 | |
―迫力あるウィルチェアーラグビー― | 薄マキ子 |
▼ローリングバレーボールはだれにでも楽しめて熱くなるスポーツです | 春田文夫 |
<ハイテクばんざい!> 身体障害者スポーツ ―障害が重い人も楽しめるスポーツ― |
沖川悦三 |
体験・チェアスキーで白銀の世界へ | 新井栄子 |
<長野パラリンピック・選手にインタビュー> 松井順一さん |
編集部 |
本多剛さん | 編集部 |
<霞が関BOX> 総理府・「障害者に関する世論調査」の結果について |
障害者施策推進本部担当室 |
厚生省・精神保健福祉士法について | 大臣官房障害保健福祉部精神保健福祉課 |
労働省・身体障害者及び精神薄弱者の雇用状況について | 職業安定局高齢・障害者対策部障害者雇用対策課 |
<1000字提言> 差別ではない区別の必要性 |
山崎泰広 |
ユニバーサルデザインをめざして | |
―家電製品のデザインの現場から― | 柳田宏治 |
<文学にみる障害者像> 林不忘著 『丹下左膳』 |
萩原正枝 |
<すてきなサポーターになろう!> 視覚障害 ―旅行― |
山口和彦 |
<海外自立生活新事情> カリフォルニア大学バークレー校障害者学生サポートセンターは今 ―障害者の高等教育機会の平等を考える― |
定藤丈弘 |
<長野パラリンピック開催に向けて> パラリンピック選手村 |
(財)長野パラリンピック冬季競技大会組織委員会 |
<列島縦断ネットワーキング> 神奈川・「湘南ふくしネットワーク」の活動 ―地域ネットワーク型オンブズマンの試み― |
上田晴男 |
熊本・都市交通会議・熊本 | 村上博 |
熊本・芸術を通した日中友好事業 | 田畑隆敏 |
<テレビレボリューション> 障害者が変えなければ |
川島一彦 |
<働く> 「ブローニュの森」を訪ねて |
渡邊典子 |
<ワールド・ナウ> イギリス ケア・マネジメントはどう機能しているか |
立岩真也 |
<ほんの森> 一番ヶ瀬康子監修 手塚直樹・青山和子著 『知的障害児・者の生活と援助―援助者へのアドバイス―』 |
(評者)白井俊子 |
<会議> RNNキャンペーン'97ソウル会議に参加して |
池末美穂子 |
第24回国際社会福祉機器展をみて | 八藤後猛 |
編集後記 |