[国交省]道路の移動等円滑化に関するガイドラインを改定

令和6(2024)年1月15日、国土交通省は、「道路の移動等円滑化に関するガイドライン」を改定したことを発表しました。

令和4年4月に、奈良県内において視覚障害のある女性が点字ブロックのない踏切内で列車に接触して亡くなられた事故がありました。それをうけ、同年6月に国土交通省は「道路の移動等円滑化に関するガイドライン」を改定し、踏切道での安全対策が盛り込まれました。また、その後、令和5年9月~10月に踏切道での視覚障害者誘導方法に関する実験を実施し、さらに、視覚障害者団体、学識経験者等で構成する「踏切道等における視覚障害者誘導対策WG」等での議論が行われてきました。

これらを踏まえて、今回さらに改定が行われました。

主な改定内容は次のとおりです。

  1. 踏切道内へ踏切道内誘導表示を設けることを標準的な整備内容に位置づけ
  2. 踏切道内誘導表示の標準的な設置方法及び構造を規定
  3. 歩行者通行空間の確保及び路面等の整備を望ましい整備内容に位置づけ
  4. 実証実験結果の紹介
  5. 歩道等が無い又は有効幅員が狭い場合の踏切道での対策等をコラムに記載

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001742.html

menu