令和6(2024)年1月31日、尼崎市は、神戸保護観察所、尼崎市保護司会との3者による「再犯防止の推進に関する連携協定」を締結しました。
罪を犯した人の中には、貧困や虐待、依存など、さまざまな「生きづらさ」を抱えた人が少なくないことから、再犯防止のためには、福祉的支援を行う関係機関等との分野横断的な連携が重要です。
同市は令和4年3月に再犯防止推進計画を策定し、同年4月から担当課を設置して重層的支援推進事業の枠組みの中で罪を犯した人の伴走的支援を進めており、また、神戸保護観察所では令和5年12月から改正更生保護法に基づく刑執行終了者に対する援助や更生保護の地域援助の取り組みを行っています。
このような中、3者が協定を締結することにより、定例的な連携会議等での個人情報を含めた情報共有や多機関連携体制を確立し、それぞれの強みを生かした包括的な支援体制の構築を図り、「互いに尊重しつながりささえあい安全・安心に“ともにいきる”まちあまがさき」の実現を目指していくとしています。
協定期間は、令和6年1月31日から3月31日までで1年毎に更新されます。
このような連携は、全国初とのことです。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/036/458/060129-03.pdf