2024年1月23日、デビッド G. ヴァラダオ(David G. Valadao)下院議員(共和党カリフォルニア州選出)は、補足的所得補償給付(Supplemental Security Income: SSI)の結婚による減額を撤廃する超党派の法案として「SSIの結婚罰を撤廃する法律(Eliminating the Marriage Penalty in SSI Act: EMPSA)」案(HR 7055)を第118回連邦議会に提出したことを発表しました。
SSIは、日本の生活保護に相当するもので、働けない障害者と高齢者に対して毎月現金手当が支給されます。現状では、SSIを受給している他に収入がない二人が結婚すると、給付の合計額が25%減額されることになっています。これは障害者に対する罰則規定だと解釈し、その減額の撤廃を求めています。
法案は、2024年1月18日に下院に提出されています。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
ニュース:https://www.ssa.gov/policy/docs/issuepapers/ip2003-01.html
法律案:https://www.congress.gov/bill/118th-congress/house-bill/7055