2024年4月29日、バコロド市社会福祉開発局(DSSD)はQRコード付き障害者カード(PWD ID card)を発行したと発表しました。同市の7,359人の障害者は、すでに新しいカード受け取ったとのことです。
バコロド市では、商品やサービスの障害者割引を受ける際に障害者カードを提示しますが、スマートフォンでQRコードをスキャンして、そのカードが有効かどうかを判断できるとのことです。5月1日から利用できます。
今年2月に、アルフレド・アベラルド・ベニテス市長が、偽造カード対策として障害者カードの刷新をDSSDに指示しました。
フィリピンでは、市レベルで障害者カードを発行している市レベルの地方自治体があり、今のところ、バコロド市は、データセキュリティ機能としてQRコードを追加した障害者カードを発行した国内で唯一の地方自治体であるとのことです。
障害者カードには、共和国法第7277号(障害者のためのマグナカルタ)に規定されている7つの障害カテゴリー(心理社会的障害、慢性疾患に起因する障害、学習障害、精神障害、視覚障害、整形外科的障害、コミュニケーション障害)が記載されています。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.pna.gov.ph/articles/1223648