2024年６月３日から９日、フランスの労働・保健・連帯省と公衆衛生省は、国民の性的健康問題に対する認識の向上、課題解決に向けた予防を強化するキャンペーン週間を実施しました。長年、フランスでは、差別や暴力を排除し、セクシュアリティに敬意を持った取組みの必要性が訴えられています。特に年少者に対しては、様々な制度が創設されており、例えば、現在、HIV検査は処方箋が無くとも100％補償された検査を受けることができます。

今回のキャンペーン週間では、性的健康問題の優先課題として、性感染症の予防、避妊、インフォームド・コンセント、性機能障害といった４つの項目を挙げており、保健総局（DGS）は、こうしたキャンペーン週間をオープンにすることで、性的健康に関して批判のない対話の促進、相互尊重やインフォームド・コンセント、あらゆる差別や性暴力の撲滅を促進したいとしています。

詳しくは下のサイトをご覧下さい。(笹子)
https://sante.gouv.fr/actualites/actualites-du-ministere/article/du-03-au-09-juin-c-est-la-semaine-de-la-sante-sexuelle