2024年８月28日、フィンランドの社会福祉保健省は、堅調な経済と持続可能な社会は医療従事者、及び社会福祉従事者の幸福の上に成り立つものとし、世界保健機関（WHO）の欧州地域事務局と共催で、両従事者のメンタルヘルスとウェルビーイングに関する2日間のセミナーを開催したことを報告しました。

人口の高齢化、慢性疾患の増加、新型コロナウィルスの拡大による治療や医療サービスの遅れは、フィンランドを含むヨーロッパ全域で課題となっています。こうした課題と日々直面するのが、医療や社会福祉の現場であり、従事する人々の幸福度と職場での対処能力の向上、職場環境の改善といった解決策が求められています。医療及び社会福祉従事者の幸福度の向上こそが、持続可能で、バランス良く機能する社会、経済の実現に繋がるものであると強調しています。

詳しくは下のサイトをご覧下さい。（笹子）
https://valtioneuvosto.fi/en/-/1271139/wellbeing-economy-and-social-sustainability-build-on-wellbeing-of-healthcare-and-social-welfare-personnel