2024年12月10日、ノルウェーの文化平等省はセクハラに関する白書と男女のジェンダー平等に関する国内で初めての戦略「男女平等戦略2025-2030」を発表しました。
ルブナ・ジャフェリー文化平等大臣は、取締役会の男女バランスの実現や、男性平等委員会の設立、全国のジェンダー平等センターの強化を過去3年間実施してきたとし、国民が望む生活のための自由と機会を増やすため、今後、さらにジェンダー平等に関する取組みを強化していくとしています。
その中で、セクハラに関する白書と「男女平等戦略2025-2030」が打ち出されており、セクハラに関する白書においては、若者、LGBT+の人々、障害者、少数民族、女性、またLGBT+の男性にセクハラの影響が及びやすいことを指摘しています。こうした影響を解消するための7つの目標の概要が、以下となります。
セクハラについて、個人や社会全体の負担であるとしており男女平等の課題と切り離すことは難しいとしています。次に、男女平等戦略2025-2030の概要ですが、男女平等に関する政府の包括的な取組みの方向性が定められており6つの主要な目標が内包されています。
これら6つの主要な目標の進展を毎年監視していくこととしており、進捗状況に合わせ取組みを調整し、場合によっては新しい対策を講じることも可能とした先駆的な取組みであると担当大臣は述べています。
詳しくは下のサイトをご覧下さい。(笹子)
https://www.regjeringen.no/en/aktuelt/the-norwegian-government-strengthens-and-renews-commitment-to-gender-equality/id3077782/