[米国]米国教育省がDEIの排除に向けて行動を起こす

2025年1月23日、米国教育省(U.S. Department of Education)は、トランプ大統領が発令した新たな大統領令「過激で無駄な政府のDEIプログラムと優遇の終了(Ending Radical and Wasteful Government DEI Programs and Preferencing)」に基づき、「ダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包摂性)」(Diversity, Equity, Inclusion:DEI)に関する有害な取り組みを排除するために講じた措置について発表しました。

その主なものは次のとおりです。

  • 同省のダイバーシティ&インクルージョン評議会の解散
    ダイバーシティ&インクルージョン評議会(Diversity & Inclusion Council)は、当時のオバマ大統領の下で大統領令13583号により設置されましたが、評議会は解散され、評議会が発したDEI文書および関連措置は取り下げられました。
  • 公民権局(Office for Civil Rights: OCR)の「従業員エンゲージメント、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン、アクセシビリティ評議会(Employee Engagement Diversity Equity Inclusion Accessibility Council: EEDIAC)」の解散
  • 進行中のDEIトレーニングおよびサービス契約のキャンセル。
    総額260万ドルを超える契約が対象。
  • 省の公平性行動計画(Equity Action Plan)の撤回。
  • 前政権のDEIイニシアチブの実施を担当する省庁のキャリア職員を有給休暇とする。
  • DEIのコンテンツを集め、学校や高等教育機関に対し有害なイデオロギープログラムを普及促進または支持することを奨励した省のウェブサイトから200を超えるウェブページを削除するための検証。

障害児者に対する教育に対する影響がどの程度あるのか今後の動向に注目です。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.ed.gov/about/news/press-release/us-department-of-education-takes-action-eliminate-dei