[英国]障害者給付の生涯にわたる影響についてのレポート
2025年1月31日、プロボノ・エコノミックス(probonoeconomics)は、「お金以上のもの:障害者給付の生涯にわたる福祉への影響(More than money; The lifelong wellbeing impact of disability benefits)」というレポートを公表しました。
プロボノは、仕事で培った専門的な知識やスキルを活かして、無償で社会貢献する活動ですが、プロボノ・エコノミックスは、名前とおり、経済学の専門家等が慈善団体に無償でデータ分析等の支援を行っています。
調査研究報告書も発刊しており、今回のレポートでは英国の障害給付について分析しています。
今回のレポートの目次は次のようになっています。
| 要約 4 障害者手当は障害者にとって重要な経済的支援である 8 障害者手当の受給と障害者福祉 11 障害者を手当制度利用に導く 18 結論 21 付録A 23 付録B 28 |
本レポートでは、障害給付を受けることによる生活満足度を金銭換算して実際の受給額と比較しています。
結論としては、障害給付により生活満足度が1人あたり年間平均12,300ポンド向上するので、現在約350万人の障害者が支援を受けているため、年間420億ポンドの経済的利益をもたらす可能性があり、これらの給付にかかる費用年間280億ポンドをはるかに上回っているとしています。そして、政府は障害者手当を削減するのではなく、より受給しやすくしたほうが良いとしています。
なお、生活満足度は、障害給付受給者と非受給者の健康状態を比較して測定しています。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.probonoeconomics.com/more-than-money