[カナダ]医療分野の労働力不足に対する投資を発表

2025年3月4日、カナダの雇用・労働力開発・労働省は医療分野における労働力不足対策として、医療従事者への負担軽減、外国認定プログラム(FCRP: Foreign Credential Recognition Program)を通じた最大1,430万ドルの資金提供を4つの組織に行うことを発表しました。

カナダは世界と比較しても、高いレベルの医師、看護師、医療専門家を有していますが、過酷な労働条件から労働力不足が課題となっていました。この課題は医療従事者だけでなく、患者やその家族の医療サービスへのアクセスにも影響していることが指摘されてきました。

本省スティーブン・マッキノン大臣は、FCRPを通じ、より多くの国際教育を受けた医療専門家を労働力として増員しカナダ国民の期待に値する質の高い医療サービスを提供するとし、3,500人以上の参加者に対し、職業訓練、賃金補助、研修等の支援を行います。また、こうした支援に加え、熟練した移民が専門分野で就労できるようにするためのサポートも行うとしています。

詳しくは下のサイトをご覧下さい。(笹子)
https://www.canada.ca/en/employment-social-development/news/2025/03/the-government-of-canada-is-investing-up-to-143-million-to-help-address-labour-shortages-in-the-health-sector.html

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