[国連]2025年世界障害者サミットに向けた国連副事務総長メッセージ
2025年4月2日、国連のアミーナ・モハメッド副事務総長は、4月2日から3日までベルリンで開催された2025年世界障害者サミットに向けてビデオメッセージを発表し、その中で「世界は障害のある人々を見捨てている」と述べています。障害のある人々に社会のあらゆる側面における機会を提供することは、尊厳、人間性、人権に関わる問題であり、私たちの共通の価値観だけでなく、当たり前の常識も試される問題であると提起しました。本サミットはドイツ政府とヨルダン政府が国際障害者連盟(IDA: International Disability Alliance)の協力により主催しました。
2006年に採択された国連障害者権利条約により、障害のある人々の権利は保障されるようになったものの、世界人口の約16%を占めると言われる障害者の世界人口は、一般人口と比較すると、早期死亡率の高さ、健康状態の悪化、疾病リスクの高さなどの健康格差に直面しやすい状況であります。また、本条約の制定後、開発途上国のおよそ9割の国で、障害者の教育を保護する法律、政策が進んできましたが、そのうちバリアフリーの学校があるのは約30%に留まります。
完全な包摂社会の実現に向けた世界的な取組みを活性化させるため、「教室へアクセスできない子ども、仕事に行けない大人、不可欠なサービスを受けられない家族がいる実態を変化させねばならず、その役割を私たちは果たさねばなりません」とモハメッド副事務総長は述べられています。
詳しくは下のサイトをご覧下さい。(笹子)
https://news.un.org/en/story/2025/04/1161806