[フィンランド]教育における公平性と差別撤廃を推進するプログラムを策定
2025年5月28日、フィンランドの教育文化省は、幼児教育、保育機関、学校、教育機関、高等教育機関における公平性、および差別撤廃を推進するためのプログラムを策定し、2025年から2027年までの3年間で実施することを発表しました。
本プログラムは、前述した各教育機関に対し、性別、容姿、民族的背景、障害や病気等の個人の特性に関するあらゆるハラスメント、差別に対抗するための手段を提供することを目的としています。アンデルス・アドレルクロイツ教育大臣は、本プログラムが子ども、若者、全ての学生のインクルージョンを促進し、あらゆる人が教育において公平性を有し、差別禁止を受ける権利を持つとし、多様性は豊かさであると述べられています。
本プログラムにおける、具体的な10の対策を示します。
- 人種差別に対抗できる継続的な専門教育プログラムを実施し、教育者の公平性と差別禁止に関する能力強化を図る。
- 教育制度および教育課程における男女分離を撤廃する(特に進学、就職への移行期に重点を置く)。
- 子どもの公平性と差別撤廃を促進するため、幼児教育・保育機関の評価指標・手順を策定する。
- 子どもや若者と公平性、反人種差別、インクルージョン、共同体精神等のテーマについて話し合うための手順を策定する。
- 若者の知識とウェルビーイングの向上を目的に、プログラムの目的に沿ったコミュニケーション施策を実施する。
- ジェンダーステレオタイプを打ち破り、ハラスメントに介入するための慣習の検証、新たなアプローチを策定する。
- 子どもと若者の公平性と差別撤廃に関する経験を探り、耳を傾ける。
- 教養教育課程の学生が、教育機関での公平性、差別撤廃に関する取組みに参加することを推奨する。
- 初中等教育におけるいじめ対策を強化する。
- 移民のバックグラウンドを持つ親に対し、より多くの教育機会の提供、子どもの就学支援を行う。
詳しくは下のサイトをご覧下さい。(笹子)
https://valtioneuvosto.fi/en/-/1410845/ministry-of-education-and-culture-promotes-equity-and-non-discrimination-across-the-whole-education-system