[UN]第18回障害者権利条約締約国会議開催

2025年6月10日から12日まで、第18回障害者権利条約締約国会議(18th Conference of States Parties to the Convention on the Rights of Persons with Disabilities: COSP18)が、ニューヨークの国連本部で開催されました。

障害者権利条約(Convention on the Rights of Persons with Disabilities: CRPD)は、第40条で、「締約国は、この条約の実施に関する事項を検討するため、締約国会議において定期的に会合する」と定めており、同条約が発効した2008年以来、締約国会議がニューヨークの国連本部で開催されてきています。

今回の会議の全体テーマとサブテーマは、次のようになっています。

  • 全体テーマ:世界社会サミットに向けて、障害者の権利と社会開発への貢献についての国民の認識を高める。
  • サブテーマ1:革新的な資金調達を通じた障害者のエンパワーメントと社会開発政策の強化。
  • サブテーマ2:誰一人取り残さない:AIをインクルーシブ支援ツールとして活用し、障害者の参加を促進する。
  • サブテーマ3:先住民の障害者の権利の認識と対応、そして、障害者インクルーシブの推進における彼らの役割。

会議は、開会宣言、会議役員選出、議案の採択、開会あいさつに続き、権利条約の実施に関する締約国による一般的議論、サブテーマに関するラウンドテーブル、締約国・国連機関・障害者団体などその他の関係者との対話が行われました。

最後に会議の決議が採択され、閉会となりました。

また、並行して多くのサイドイベントが開催されました。サイドイベントとは、参加している加盟国、政府間組織、国連機関、NGO等が、自分たちの取り組みを紹介するイベントです。国連ビルや近隣の会議場で開催されました。

日本からは、日本障害フォーラム(JDF)が「旧優生保護法の経験と教訓の国際共有」というテーマでサイドイベントを開催しました。

詳しくは下のサイトをご覧ください。会議のビデオも見ることができます。(寺島)
https://social.desa.un.org/cosp/18th-session